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古の都の礎


昨日は京都にて「出会いの一日」に参加させていただき、誠にありがとうございました。
マケドニア・オフリドでの先生のピアノコンサート上映会からはじまりました。自分には、最初はピアノがいつものように鳴っていないように感じ、また現地の空気も、上映会会場も緊張感に包まれているようにも感じました。しかし、だんだんと人も空間もほぐれてきたのだと思います。ピアノの音はどんどん響きを増し、上映であっても先生の演奏の空間にたくさんの方の共に居られることの幸福感に満たされました。雨に濡れ冷えていた自分の身体も気づけば温かくなっていました。続くロシア高句麗伝説の上映会。最高でした。実際に参加させて頂いておりますし、DVDも何度も拝見しておりますが、ディティールまで聞けていなかった音、高麗さんの声の響き、そして会場の方々の感動までがはじめて、上映会場の集中した場で大映像とサウンドシステムで経験することができました。ありがとうございます。
そして高麗さんの魂の語りがいよいよ始まります。京都での魂の語りははじめての参加でしたが、前回ライブ配信にてお聞きした時「ありがとう」と始まった語りの感動と衝撃がずっと心にありました。古の都の礎を高句麗人がつくってくださったからこそ今ある日本。名を残さずとも、記さずとも、香りで伝えてくださっていることに魂震えます。高句麗王を待ち、いずれの時にと作った都。生きている内には叶わずとも、今、高麗恵子さんがこの地にお越しになられたことの喜びと感動、感謝は例えようのないもので、海を渡ってきた高句麗人も、きっとたくさんの人の気持ちを受け、来られたに違いなく、全ての民の気持ちがここで報われていったと感じ、涙よりありませんでした。はじめて、大覚寺の大きな木の前で詩を書かれている高麗さんのお写真を拝見した時、魅せられました。時が止まったように、パネルの前から動けなくなりました。そして、ずっと心にある詩「姫よわたしの声がきこえますか」そして「姫よ」。千年の都の礎に我が祖先の魂あり、、、という言葉に、魂震え、どれほど報われた魂がいらしたかと感じました。昨日も度々、海を渡り、この地で開拓され、道を拓いた高句麗人のことが語られていらっしゃり、この地にて王をお迎えし、新しい国を作りたかった高句麗人の魂に触れました。しかし以前のような悲しみや辛さを私は感じられませんでした。これからが本番と感じました。そして、国は滅んでも、滅びることなく続き、今も未来もあり続ける高句麗魂、精神が、日本、世界を救う柱と確信します。
誠にありがとうございました。

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高麗恵子スカイロケットセンターにてー2
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