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狛江の地にて


魂の語りに向かおうと空をみると、日の入りが早くなったこともあり、空にはそれはそれは美しい三日月と木星が美しく輝いていました。久しぶりの狛江、こまびとの地に降り立つと風が吹きました。
最初から高句麗の歴史物語を目の前で見せて頂いていると思うほどの大迫力でした。王様の思い、天を地に表す精神、代々の王様が望んでやまなかった,天の向こう今開かれている。一人一人がまことを表すときに、世界も一気に変わるのだと実感しました。美しく、時に哀しく、激しく、ピアノの音はその場で弾いてらっしゃるかのように高麗さんの詩と共鳴、調和し、空間を舞いました。
最後の一音一音は、心臓、胃、肝臓、内臓に響きました。夢を見ているかのようであっという間に時間は過ぎました。
まさにこれから一人一人が試される時です。何十回、いや何百回と経験させて頂いている、地の力を発揮する時。高麗さんが詩に詠まれた、一人一人の柱が立つ時。
素晴らしい時をありがとうございます。
後藤美香
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新五女山
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お茶室より
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再考