仕事をする
今日は仕事のあと歯医者さんにうかがいました。ここ半年ほどのんびりと治している歯なのですが、ようやく今日終わるかなというところまで来ておりました。一つ気になっている点があり、そこが解決すれば終わりと自分では考えていて、そのまま先生に申し上げると、差し歯の作り直しになりました。ほんの小さな気になる点なのですが、きちんと聞いてくれ、作り直しとなりました。自分が技工士にうまく伝え切れていないのが原因のひとつかもしれないと先生はおっしゃいました。ああ、先生は私が話すことをうけとめ、認め、そして、自分が自分の仕事に満足がいっていないのだと感じました。前々からこの先生は職人だなと感じていたのですが、やはりそうでした。自分の身体をお任せするのですからきちんとした仕事をしてくださる先生でありがたく感じます。
最近は、仕事で関わる方々も多様です。同じシステムを作るプロジェクトとはいえ、プロマネは北海道、クライアントは九州の方、開発者はベトナム、そしてテストを請け負う私は東京です。一度も直には会うこともなく仕事が進んでいます。そんな中でも自分の疑問や意見がどうすれば相手にとってわかりやすいだろうかと考えながら文章も考えます。図も入れて説明する、簡潔に箇条書きにする、翻訳しやすいような表現にするなど色々工夫は必要です。仕事が進みやすいよう当たり前の事ですが、毎日が工夫です。場所も国も違いますが、どこか気持ちが通じているような気がします。
仕事をするということについて考えた一日でした。今日もありがとうございます。
後藤美香