きもち
朝夕寒くなり、わたしの部屋にはこたつが登場しております。昨晩の「先を創る」サロンにZOOMでの参加。仕事の兼ね合いで途中からの参加ではありましたが、集えたこと、そして表現できる場を創ってくださり、今を生きています。
東日本大震災の経験は、「日本沈没」でした。
震災の当事者であるわたしは、まさか当時住んでいた家(実家)に津波がくるとは想像もしませんでした。仙台市内で地震を経験し、当時の働き先の社有車で雪が降る仙台市内から名取へ移動の最中、車内のTVで自宅に津波がくるシーンを目の当たりにしました。その時の衝撃は今でも忘れることはありません。それから住む家が見つかるまでの壮絶な7日間はいうに言えないところです。
あの時、感じていた気持ちは、わたしは助ける側。地震だけなら、うちは広いし、畑も田んぼもあるので、うけいれ体制はあると考えておりました。ことは違い、助けて頂く側となりました。
気持ちが落ち着いた頃、ボランティアの方々にご尽力頂き、ご恩返しとボランティアと考えおり、NPOの団体も沢山ありたしたが「これだ!」と気持ち動くNPOはなかったのです。いだきに出逢い、NPO高麗の活動にこころ動き、ボランティアを志願させていたのも先生・高麗さんはじめいだきに関わる全ての方々のおきもちです。
震災で経験した時に、うまれていた「助ける側」のきもちをいのちそのまま活かします。
先生!復活を待ち侘びます。
三浦裕美