幸せが伝播する喜び
この度も静岡に住む母を連れて京都コンサートに参加出来ました事、本当に感謝よりありません。母も楽しみにしている事が電話の声からも伝わり、自身の体調不安が残りましたが色んな方々に支えられ無事に参加出来たことが有難いばかりです。
新幹線を待ちながらwebsalonを開けると母が『高麗先生の文章読んで聞かせて』と声を掛けてきました。東京を発つ時に見た木々の輝きを表現下さり、人間も生命一つで生きることを伝えて下さる書込みに『素敵だね〜』と深々と頷いていました。気持ちの良いばかりの素直な状態に自然と笑み生まれます。
京都駅は多くの観光客でごった返し、改札口が長蛇の列で驚きました。真っ直ぐにギャラリーカフェ高麗に出向き、先生の特別焙煎【熱情ファンタジー】珈琲をいただきました。浮立つように心身が軽くなり、日頃歩くことのない母と清水寺に向かいました。その時撮った母の写真に一筋の蒼い光が映っていました。爽やかな風のように母の前に現れた光は力強く、共に在る存在の様相です。
坂道は人でいっぱいで、飲食店も沢山ありますが入りたいお店がないのが残念でした。清水の舞台を抜け、山のススキや彼岸花が秋の明るい日差しを受けて美しいことは喜びでした。母はだいぶ痩せましたが体力はあり、しっかり歩くことが出来ました。人疲れとなり、ギャラリー高麗で生命癒されてからロームシアターに伺いました。「再生」というメッセージの第一部は身体のしんどい状態が浮き彫となり、表現しきれていなかった自分の気持ちが現れ出てきました。その時の場面まではっきりと見えます。
第二部の途中からやっと先生の音がクリアに生命の奥深くに届き、涙しました。『愛のど真ん中にあれば再生は繰り返し起こり、継続、広がり、集中、創造、などなど、全部あります。生命の「いきるちから」は何倍にもなります』とのメッセージに狂喜し、いのちの中心が決まります。頭の曇りがパーっと晴れ、心地よいばかりです。最高に幸せな状態で会場前からタクシーに乗ると運転手さんが『お客さんらが明るくて楽しくて嬉しい。今日は何のコンサートやったん?』と興味津々で聞いて来られました。先生の働きを少しお話しただけで生命が反応し全身で喜びが伝わってきました。会場でいただいたパンフレットをお渡しすると『ありがとう。奥さんに話しときます』ととても喜んでおられました。幸せな経験は伝播し、人と人としての関わりが幸せの瞬間をうむ喜びでいっぱいです。
誠にありがとうございます。
長崎佐智江