良い一日
今日はとても良い日でした。高麗屋の改装工事の打ち合わせをした時に、以前「高句麗伝説」に関係者の方々がお越しくださいましたので、その経験のお話から空間作りについて話し合いました。精神を取り戻し、心落ち着くコンサートの時のような空間を作りたいと要望していますが、高句麗伝説では高揚したとお話しくださり、コンサートの経験は一人一人みな違うので、会話ができれば創造的になれるとおっしゃる方がおられたのです。他のご参加くださった方もその方の感じたことから空間作りの話となり、とても有意義な打ち合わせができました。何より考えることや取り組むことが楽しくなってきたと思わずおっしゃった時には嬉しくなりました。
打ち合わせの後は、浜松での作品展の為に、武蔵関のコナールさんへ行き、Tシャツのマーブリングをしました。一条の星がずっと見守り、共に在ってくださいました。夜の闇の中でしたので、色合いや模様を良くみることはできませんでしたが、とても楽しいマーブリングでした。革も初めて水で試してみましたが、大変素晴らしく染まりました。その染まり方を見て、Tシャツも素晴らしいと予想がつきました。先日比叡山で浜松の作品展用に染めたものがほとんどなくなってしまい、展示するものがない状態となりましたので、急いで今日染めたのです。比叡山から絵の具等を運んでいただき、皆に協力していただき、間に合いました。皆で力を合わせ制作をする時の楽しいことと言ったら、最高です。幻のコグリョカフェにて書かせていただきました巻き物の制作もしました。真剣勝負です。大変な制作でした。愛麗花ちゃんが働きかけのように言ってくださいました「高麗さんの詩は100万」が現実味を帯びてきました。マーブリング和紙に記された魂の詩書はただならぬエネルギーに溢れ、特別のものであることは一目でわかる存在感ある作品となりました。全身全霊で書かせていただきました。
楽しく有意義は制作の後に皆でいただきましたコナールさんのレバノン料理は大変美味しく、楽しく幸せな夕食となりました。部屋にはレバノンのフェニキアの遺跡の写真もあり現地でレバノンの美しい海を眺めながら懐かしいレバノン料理をいただいているようで、とても楽しいのです。高句麗の地の写真、私の詩書もたくさん展示されていて、とっても素敵な良い空間でした。巻物を書いている時には先日の盛岡でのコンサートのオンデマンドを聴かせていただき、銀河の宮殿へ飛翔でき、最高の心地良さでした。熊野本宮大社での「開闢の光景」も見せていただき、聴かせていただきました。大変素晴らしい演奏に深く感動し、魂の巻物を書くひと時は人生の幸せを感じました。良い一日となりありがとうございます。