女性の正体

最近の意識で、
「私には、目に見えない世界が見えたり、聞こえたり出来ないから、いだきしん先生がコンサートで表現される世界を本当に理解して、言葉で表現することは出来ないのだ。単に胸が痛むとか、頭が痛むとか、身体の奥深くの内臓が震えて解れるとか、深い喜びを感じるとか、深い安堵感を感じて安らぐとか、感覚や感情を感じるだけで、なぜそうなるのかは空想の域を出ない。だから本当に理解して言葉にして人に伝えることが出来ないのだ。」
と暗くなっておりました。そしてそれを十分整理しないまま、ただ、いだきしん先生に質問したくて手を挙げてしまったために、結果、ご恩ある先生に、大変失礼なことをしてしまいました。申し訳ありませんでした。
その後、内面の動きを観るうちに、自分の意識が、過去に苦しかったり悲しかったりした記憶を頻繁に思い出す傾向があり、あらためて苦しみを感じていること、そして実はそれに快感を感じているという、物凄く気持ち悪い状態であることに気づきました。更に内面を問ううちに、自分の意識が「幸せになってたまるか」という大変おかしな状態であることが浮き出てきました。
こんな状態は嫌だ、止める、と意識がはっきりしました、
それから、高麗恵子さんのビデオ講演会を再度拝聴し、
「内なる天庭」は内面にある場であり、その場に居ると「内も外も一つで、全ての人と繋がっていて、宇宙遥か彼方まで通じている」と感じられる。それは「女性の身体内の尊い生命の働きとしてある」

ということだとわかりました。そして、言葉で説明されるだけではわかり得ない「天庭」を、いだきしん先生の即興演奏で生命丸ごと経験できて、実感して既にわかっていることがわかりました。本当に深く安らぐ経験でした。帰りはうまく歩けず、よた、よた、と足を運び歩きました。

リラックスした状態で、深い安堵感と、全ての生命と一つである喜びを感じている時、私は内なる天庭に居るとわかるようにしてくださり、ありがとうございます。そして、みんなと平和に健やかに生きていける場が内面にあると、女性の正体を明かしてくださりありがとうございます。
高橋陽子