KEIKO KOMA Webサロン

7月の催しを、ありがとうございました。


盛岡のコンサート会場は、北上川からの水が流れてくる中津川の付近にありました。一度しかお会いしたことのない晴美さんのお姿が思い出されました。川のせせらぎに聞こえる音から、晴美さんがお生まれになったときの水を感じました。京都コンサートホールの一部の最後で脳裏に浮かんだ、大きな水の雫に見えた光と、盛岡で流れていた北上川に見えた光と同じように、心癒される光景でした。
7月29日の狛江の高句麗伝説では、中東の遺跡が映し出され、当時からの中東の空気が伝わってきました。今回は、今までのコンサートや「風の便り」で聴いていた演奏がいくつか流れましたが、軽快なリズムがペルセポリスの演奏とわかると、古代の夜空が広がっていました。この後はクラリネットの演奏を期待し、胸が高鳴り、嬉しくて叫びたくなるほどでした。クラリネットとアルトサックスの響きが重なり、時空を超え、全方位に響いていました。そして、美しい水の映像が映し出され、この溢れ出る水は、全てを洗い清める水の源流と感じられました。愛が発生する状態は、きっと、このような清められた水の中です。終盤の演奏では、宇宙から光の粒が沢山、地球に降り注ぐ音に聞こえました。
コンサートで開かれる空間と裏腹に、日常では、苦笑するしかない現象ばかりが起こっています。しかし、学生のときに「愛は悪をも解かす」と、妹と話をしていましたが、現実となる空間を作ってくださいました。7月はジェンダーから始まり、壮大な生命の神秘を走馬灯のように経験させていただきました。そして、8月が始まり、狛江からスタートです。たくさんのコンサートをありがとうございます。

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珈琲即興詩 新五女山アイス
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風の声に
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迎賓館より