KEIKO KOMA Webサロン

新しい時


盛岡に到着しました。ホームに降りた瞬間の風が爽やかで梅雨の合間の五月晴れです。
先生のお誕生日の多賀城でのコンサート、死について、そして本日のコンサートと、豊かな経験が続く幸運の時がありがたいです。
先生のお誕生日の前日、朝、我が家に倭玉虫が来てくれました。宝石のようなんとも美しい姿、色にしばし見とれておりました。横から、正面からどこからみても美しくその姿が奇跡的に感じます。なんだか先生のお誕生日のお祝いに来てくれたのかなと嬉しくなりました。作ろうとしても人間には作れない構造色。自然はすばらしいエネルギーに満ちています。
多賀城のコンサートでは、国とかも超え(意識することなく)、ともに生きていた古代の魂を感じました。愛です。
死についてに参加させて頂いたのは、先月、受講生のご夫婦に赤ちゃんが産まれ、光り輝く命の写真を見たとき、ああこの子は2100年まで生きる命とつぶやいておりました。2100年という世界は、今のままの出生率でいけば、日本の人口は5100万人とのこと。これからの70年あまりで約半分になってしまう=5000万人以上は死ぬということ。ちゃんと死ななければ、この子達の重荷になってしまうと感じたからでした。先生が老人ホームを作られたとき、一番良いお部屋に亡くなられた方を移し、みなでお見送りするお話をうかがっており、死に際してどのように死ぬかも、その後誰かにくっつくようになってしまうのかとか疑問でした。講座にて先生のお話をうかがい、どのように生きていたかであるとうかがい、表面しかわかっていなかったことに気がつきました。老人ホームで、他の方のいのちが、大切にお見送される姿を見ることで、入所されている方々は、安心して日常生活をおくり生きることができる。一人一人の命を大切にしてくださるホームの、その状態があっての死の瞬間であると理解しました。2100年に生きる命に重荷にならぬようこの瞬間瞬間のいのちを大切に生きていきたいと考えます。
新しい仕事を作る時が来ました。作らねば生きていけない時が来ました。ありがとうございます。後藤美香

KEIKO KOMA Webサロン
東京高麗屋、高麗恵子ギャラリーにて
KEIKO KOMA Webサロン
八坂にて 即興詩 
KEIKO KOMA Webサロン
高麗恵子スカイロケットセンターにて-2