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5月始まり


携帯に5月1日奥島孝康元早大総長死去の報が飛び込んできた。1972年ある党派により一般学生が教室内で殺されたのを機に多くの学生が立ち上がり新自治会を作ったが当時大学当局はその党派の自治会を容認し続け非暴力姿勢を一貫させた新自治会代表等は多くが鉄パイプ他の武器にメタメタにされ運動は潰れた。20年後彼が総長となって多くの改革が実行されようやくその党派が続けてきた暴力行為は縮小した。若い世代により当時の証言を元に暴力を問う映画が制作され5月上映が決まった。試写会で全編通して見、驚いた。著名な評論家や作家が登場し劇作家が党派による虐殺の場面を劇中劇に仕上げているが全編に通う風があった。それは田畑を耕す人々の上に吹く風に見えた。制作者にいだき講座を受講したものはいない。しかし、ともすれば曖昧に流れそうな観念的になりそうな全編を一貫させているのが優しい風だった。強靭な優しい風。先生が世界を変えてこられたからこんな奇跡のような映画も生まれるのかもしれません。ありがとうございます。これから大津に神々の元へとまいります。高麗さん、皆様、ありがとうございます。

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京都コンサートホール大ホールにて
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三鷹市芸術文化センター風のホールにて
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比叡山 工房にて