詩 結工房焙煎の日に
どこまでも どこまでも
限りなく優しい御心がコーヒーとともに部屋中に満ちて
わたくしの心は怯えを越えて
嬉しく震えました
これまで 耳が過敏で
様々な破裂音に驚きびくついてきた心臓
その心臓の奥の奥から生まれて沸き立つ熱いエネルギーの痛みが
頭が驚き躊躇い気持ちに蓋する言葉を吐き出すより先に
温かい涙となってわたくしの頬をつたい
胸の傷を癒してくれました
美味しいコーヒーの幸せな空間は
優しい柔らかい開けた明るみ
いだきしん先生が開いて下さった平和な世界
これを生命の芯として進みます
ありがとうございます
高橋陽子