KEIKO KOMA Webサロン

死霊


ビデオ講演会配信を観させて頂き、ありがとうございます。これまでのコンサート中に起こる、色々なご苦労がおありでしたことに驚き、コンサートの働きの心髄を観ます。今日は、お客様のお宅に流れていたTV番組で、哲学者のオルテガが、人間は死者と生きる、という話が放映されていました。映像は見ていなく、耳で聞いていただけですが、その番組の中の方が、東北の方々は大震災でなくなられた死者とともに生きているということですね、というようなことを言っていて、先日のヤマハホールでのコンサートにより、生命と一体となっていた死霊を解放していただいたことはどれほどのことか、そして、これから開催していただける、東北でのコンサートは、一般の生きている人たちの、見えない現実の問題の解決に向かい、人間が人間とし生きられる空間が、より豊かに創られていける、このようなことは、先生しかできないこと、と頭が垂れ、多大な感謝と希望が生まれます。今日は、鉄の鎖が肩に食い込むように痛みがあり、どうしたことかと感じる体の重さもあります。先日のコンサートで、死霊がどのように抜けていったのか、わかりませんが、抜けていったあとの、好転反応だとしたら、嬉しいです。日々、わが体のあちこちの痛みは通常となっていることが当たり前になりすぎていて表現していませんが、今日は特に、と感じる肩の重さに気がつきます。日々、出会う方々の重荷も背負っていると感じます。人との仕事による関わりの中で、色々な境界を感じ、必要なことは、淡々とやっていけばいいと、今までしていた妙な情をかけることや、生命優先に考え、体に負担をかける無理はやめようとなってきています。生き方が変わってきて、やるべきことに集中しつつある本日でした。いつも、ご活動いただき、ありがとうございます。

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NPO高麗 東北センターにて
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新宿文化センターにて-3
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仙台高麗屋より