KEIKO KOMA Webサロン

世界に通ずる魂


盛岡でのドキュメンタリー上映会、語る会、応用コースをありがとうございました。

ウラジオストクで事が成って行く様子を、映像とお話しから、愉しく拝見・拝聴させて頂きました。先生のピアノの即興演奏の場面では、極東ロシアの地で鳴り響く普遍的な魂の一音一音に背筋が震えるのを感じました。また、次第にロシア人ピアニストと魂が交流していく様子に感動しながらピアノの音に聴き入っていました。さらに、ロシア側との一連のやりとりからは、世界で事を成すために必要な能力について、普段から私たちに教えを頂いているものと感じました。それは、次々に変化する状況の中で、知識や感覚をもとに、各状況に応じた適切かつ迅速な判断や行動、反応・表現を行うことで、着実に相手の信頼を得ていく力であり、とくに普段からの生き方がだいじであると感じました。

また、ワインから経済を読むことができるなど、農業や食のお話しをとても興味深く拝聴いたしました。1月の語る会で頂いたお話しを受け、現在は、「人間同士が生きていく新しい環境の創造」に目を転じております。そして、今回のお話しから、環境問題とも大きく関係する「食」を自身のテーマのひとつに据えたいという気持ちを確認しました。

応用コースででは、死霊とくに怨霊が、日本の死刑に関する制度と実態とに関係していることが驚きでした。裁判をせずに死刑を執行することで、殺人の原因等に関する事実が隠され、死刑囚に対する教育などによる解決がなされないまま、死刑囚は、死後も怨霊として、生きた人間を介して悪事を働くという構造的なサイクルを、法治国家であるはずの現在の日本国がむしろ助長しているという事実は驚きでした。一方で、意識や自我が強くなってしまった人間が、実は死霊に温かく助けて貰っていることを忘れているというお話しはとても意外に感じられ、死霊さえをも、人間を中心とした勧善懲悪的な見方で捉えていたことに気づきました。そして、死霊がメインで人間の関係ができているのではなく、本来、生命は続いていくはずであることから、一人一人の自由が奪われなくなれば、人類は変わるというお話しから、講座2日目やコンサートで行われていることや人類が向かうべき方向性を改めて認識しました。

ありがとうございます。

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マドリード ギャラリーより
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比叡山より
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府中の森芸術劇場どりーむホールにて-5