蒼い水の深さから
太古の湖
そこは世界に繋がっている
龍の飛ぶ姿が命の裡にあり
世界は変わる
迎賓館の音は自分の弱さが浮き彫りなり、最後には「逃げたいと」いう気持ちになりました。いつまで頭で作って嵌っている世界に翻弄されているのかと。余りにちっぽけな自分に嫌気がさします。琵琶湖のほとりで水の深い青さ、水面を行く船、鳥の羽ばたきや自由に滑るように空を舞う姿をぼんやり眺めているともうそんなことはどうでもよくなってきました。
コンサートメッセージにあったような強さ、何があってもへこたれないということだけは自分の中にあると感じ、それを強いと認識したことがなかったのですが。頭に巻いた輪っかが孫悟空のように締め付けてくる、それは自分の頭で作った世俗の世界に嵌っている状態です。
そして龍が飛翔し一気に世界を変えて行く姿が見えました。
自分一人ではない人間の社会もピアノの音とともに変えて行かれる先生。出会って今日も生きていることが希望です。決してあきらめない強さをありがとうございます。
同じではないけれど同じ車に乗せていただいた助けに感謝します。