押し止めない

今日も皆さまとともにこうして優しい空間作りに参加できますこと、まことにありがとうございます。改めて、とくに皆の前では偏見に満ちた冷たい言葉は吐かないぞ!と。

持続力につけ、やってみたいと心に光が灯ったら三秒以内に手をつける、それでもどうしてもすぐに手がつけられない時もある。そんな時は、今まさにそうしてきましたが、「あっ、強いな」って感じる自然だったり(先ほどは菜の花でした)、体力づくりも兼ねて歩いたり。

★★★★★★★★★★★★★★★
迎賓館のコンサートも拝聴しました。
先生の弾かれるとくに迎賓館のピアノの音は、とにかく優しく深く、たとえ嫌でも聴き入りたいと乞うほど愛情に充ちていると感じざるを得ません。

演奏中気づくと、ふだんはみっともないとして自発的にはすることのない、愛を求め泣き叫んでいました。
冷静なフリをして、なぜ得られないと原因追求するのではなく、ただ欲しい。

最初はいいな、幸せだなあと感じることがあっても、その後頭でどうやって諦めるか・押し止めるかを考えてきたと思えるこれまでの人生ですが、「欲しい」という気持ちを丸ごと受け容れること、受け容れられることはそうなかったと記憶しています。

今までコンサートを聴いていても、「本当にこの演奏を聴いていいの?」「何か学ばなきゃいけないんじゃないの?」など周りに併せようとしたり、要は「幸せだなあ」と感じる気持ちを押し止めて頭も体も緊張させてしまっていたことが多かったのです。で、結果余計モヤモヤすることも。

正直なところを言えば今までそうして生きてきたことがないので不安はあります。が、「それこそ周りと無理に併せて緊張させてどうするの?また後悔するよ」の思いから、空っぽにして押し止めない。そうやって持続的に幸せを感じる体力・お金を稼ぐ力・魂、愛優しさを表現できる場をつくる力を息詰めることなく身につけます。

中川秀之