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盛岡コンサート


雪のちらつく盛岡の地を歩きながら出会った方にコンサートを伝える幸せな時間を頂いてからコンサート会場に向かいました。今日は小学校のピアノの発表会で弾いたふたつの曲が、行ったお店と宿泊するホテルの中でひとつずつ偶然にも流れていたので最初から最後まで口ずさんでいました。銀河鉄道に乗るために盛岡にきました私は2部で雪の中の線路を走り抜けずっしりと重い車両とひとつにようやく空間に飛び立っていくのでした。雪の舞う空から宇宙へと飛翔する銀河鉄道に乗っている心地は自由です。地上に生きる存在者から存在となり銀河鉄道とひとつになり宇宙彼方までかけていく心地よさはこの身の重たさは感じられずなにもない感じです。パイプオルガンのとき鈴の音を振るようなにぎやかな音が聞こえ、何事が起こったのかとロマンあふれる銀河鉄道です。アンコールの先生の演奏はまるで生き物の銀河鉄道そのものでありました。生命ひとつに巨大な龍のように空間にエネルギーの足跡を残すかのように今ある存在者の世界をぶった切り新たな人類が存在とし生きる道を敷いてくださっているような勢いには心臓はバクバクし、全身全霊でひとつでいることに無我夢中で集中します。この度のコンサートメッセージは生きるということは、存在を表し生きるということであると自らに問われます。コンサート二部後半で見えた光景から腑に落ちることがあり、この日の帰るバスを急遽キャンセルし、盛岡に宿泊することにし、明日の応用コースに参加できる機会も与えてくださり誠に感謝します。新幹線の停電により盛岡に来れなく、東京でライヴで参加された友人もいましたので、場を超えてともにと願いました。何が起こるかわからない世の中であります。盛岡のコンサートの経験で気づきましたことは、やはり本音なのだと感じます。本音を忘れると包摂されていく頻度が、今の時は内面の包摂されるスピードが早くなっていると感じ、世間の空間のアノミー状態と混じっていってしまうことが、身が重たかったりするのではないかと感じ、本音を速度アップさせ能力落とさないようにするには、間にあわないと感じました。それほど世の中全体は荒れていること、多くの人々が苦しんでおり、光を求めておられるのだと感じます。先生のコンサートをもっと多くの方々に伝えていける内面になれるよう、それには日々の生きている状態の積み重ねである、本音を生きることの大切さをひしと感じました。ありがとうございます。

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高麗恵子即興詩 結工房にて
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新五女山