KEIKO KOMA Webサロン

1月10日


昨日は仕事場の部屋で、規定の時間を過ごしていました。仕事場で余計なことをしない様に心がけていると、呼ばれない以上は出向かないという一応の形が出来上がり、それでいいのかは分からず迷うところですが、この日も呼ばれるのを、半ば早く帰りたいという気持ちで待っていました。

午後3時、看護師長が資料をもって来室、相談事の内容は、70代の女性が年明けてから、急に不眠となり、毎晩介護士が付き添っている、精神科からの薬も増量されている、一度、この人の話しを聞いて貰えませんかという事でした。主病名は統合失調症。10年以上に渡る精神病院入退院歴あり。以前も経験がないわけではないので、これから起こる事を予測し、半ば身構えながら訪室しました。

何故眠れないのかを聞いてみると、夜中に男の人や子供の声が色々聞こえて、誰が何を言っているのか分からず怖くて眠れない、去年亡くなったご主人の写真の横に女の子の顔が写って見える、部屋の物入れから人が出て来る気がする、盗聴器を付けて欲しいといった内容でした。正面から向き合って話しを聞いているうちに、こちらも全身がぞーっとし、異様な寒気がしてきました。そういう訴えをする人から時折感じる異様な感覚でした。

即、ご主人が去年亡くなったから色々思い出されるのでは?誰にでもあること、怖くないですよ、誰かが居るので困ったら呼んで下さい、普段から気分転換を心がけてくださいというと、機転の効く看護師長が即、部屋を変える手配をし、環境調整をしていく方向となりました。

幻覚、幻聴、妄想を引き起こしているものがこのカウンセリングで解放されれば、本人がずっと楽になり、薬の量も減り、関わる人の手間もずっと減り、皆丸く収まる筈と感じ、多職種連携の良い一面が見え、自分の存在を知った一瞬でした。

経過を診ていく予定ですが、この日の様子から、この職場をなかなか辞められる様子でもなく、そういう時期でないのは明白で、まだまだ我慢も必要、もっと賢く強くなりたいと思いました。

そもそも人に相談したら何故そこを辞めたいのかという世間一般的な意見もあったり、この日は以前の勤め先から間違い電話のようなものもあり、自分が迷走しないように気をつけたいと感じた、とても気持ちの悪い1日でした。

本日は6回目コロナワクチン接種、様子見を宣言しているので強要はされませんが、集団の中にいる以上、余程自分軸をしっかりさせないと飲み込まれかねないと感じ、しんどい選択が続く日々です。

本日も負けずに進歩ある1日にしたいです。

ありがとうございました。

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