KEIKO KOMA Webサロン

衝撃の元旦


Photo by Keiko Koma

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年のはじめは石川県震源の大きな地震が起こりました。皆様のご無事を心からお祈り申し上げます。

迎賓館コンサートからはじまりました私たちの活動も先生がお話くださいましたコンサートで表現なさったことをコンサート後のビデオ講演会にてお聞きさせていただき、大変な衝撃を受けました。その前にコンサートでも経験させていただいていますので、演奏と共にお話が衝撃とし残っています。休憩時に地震が起こりましたので、演奏を体験した強い衝撃と地震の衝撃とで、ただごとならぬ時代を生きていることを身にしみました。昨夜、新年があけてから頭痛で苦しみ、顔が痺れる程の痛みでした。子供の頃から死にそうな人や終わりそうなものに会うと、ズキズキと痛む頭の場所があります。とても起きていられるような状態ではなく、横になるよりないのです。朝も疲れ果て起き、やっと身支度をし迎賓館に行かせていただきました。お浄めコーヒーをいただいた瞬間、スコンと被っていたものが抜け、やっと楽になりました。先生凄いと叫んでいました。先生の凄さからはじまりました一年です。

演奏も迎賓館でなければ聴けない迫力ある演奏です。館ごと鳴り、音で空間が作られますので、自分の体の中が素通しとなっている体感です。私の経験ですが、頭痛が起こる場所に様々な過去の光景が見えました。言葉にするなら破滅と破壊です。身内との関係では、私が最も大切としている気持ちをわかってもらえずに、死んでより分かり合えないと感じることの繰り返しでした。身が裂かれる悲しみと共に縁を切るよりない関係でした。人との関係も同様でした。世界も破壊を繰り返します。過去の繰り返しは今やめなければ全て破壊してしまうことを自分の体をもってわかる経験となりました。シリアの映画上映会で「祖国」という詩に涙しました。先生のピアノ演奏をお聞きし、祖国とは魂宿る土地とわかる経験ができましたが、先生が一言、「祖国といっても争いの繰り返し」とおっしゃったことがずっと心にありました。今日は、その意味がよくわかりました。過去は争いと繰り返し破滅と破壊を繰り返してきたのです。ここでおわりにしないと人類は滅ぶと見えました。

 休憩時に地震が起こりました。かなり揺れましたので、生きること、死ぬことを真剣に考えました。これからの時代のことも考え、今まで通りでは生きていけないと身にしみました。後半の演奏は涙よりありませんでした。生命の内に悲しみの大河が流れているように感じ、背中に悲しみの涙を感じ、涙しました。過去の歴史は悲しく、生きることは悲しいと感じ、それでも先生がおられる今、私たちは愛を経験できますことに言いようのない感謝の気持ちがあふれ出ます。愛よりないと身にしみわかりました。

 ビデオ講演会での先生のお話をお聞きし大変驚き、衝撃を受けました。イエスのお母様のことをお話くださいました。悲しみというようなものでは表現できないマリア様のことを先生は表現してくださったのです。マリア様のことを考え、表現までしてくださる存在は人類史上先生よりおられないと考えます。大変深い内容であり、まんじりともせずにお聞きしました。お話をお聞きしながら演奏が蘇りました。女性の悲しみの代表とおっしゃるお言葉には生命すべてが泣いていました。続けられない男女の関係、続いているとしても諦めでいる関係についてよく考えてくださいと最後におっしゃいました。 KEIKOKOMA、CHでは何度もお聞きできますので、お聞きいただきたいと願います。明日は京都でのコンサートです。歴史が変わる表現をしてくださるので、世界は変わります。誰も見つけられず、答えを出していけないことを先生がみつけ、表現してくださるので、過去の悲しみ、歴史が変わるのです。繰り返しは滅ぶことを身にしみわかりました今、先生の表現により新しい時代を切り拓いていけるのです。

 八坂「高麗」に行き厨房スタッフがつくってくださいましたおせち料理をいただきました。先生が美味しいと喜んでくださいましたので、よかったです。迎賓館も皆で食事をするのも、特別なことです。この恵に預かった人は何なのかと先生がおっしゃったひと言が心にあります。はたらく人の集いですので、皆できちんと働いていくことを考えます。

 明日はコンサート前に御所南高麗屋にて午後1時から3時まで幻のコグリョカフェをさせていただきます。八坂「高麗ギャラリーカフェ」も特別なものがありますので、是非お越しいただければありがたいです。地震の影響もありますので、くれぐれもお気をつけてご無事にお越しくださいますことをお祈り申し上げます。お待ちしています。ありがとうございます。

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