東北にて
盛岡では、存在論、応用コース、ビデオ講演会、ミーティングに参加させていただき、ありがとうございます。
ものを考える教育、自分のことをわかる教育を誰も日本では受けてないから、考えられず、自分のこともわからい。そのまま死んでいくのかと思うと、本当に何のために生まれてきたのかわかりません。父が亡くなる少し前に「人生からでよかったのかな、2人も立派な子供がいて。上出来かな」と言われた時に、私が決めることはできないと答え、私は自分が晩年死ぬ前でも、まだまだやりたいことがある生き方がいたなと考えました。自分のことをわかれば、生き方は自ずと決まってきます。私の両親ともに祖父母の代は商売をしていました。起業家でした。父は会社員でした。私は25才で会社員を辞めたので、その後は雇われずに生きています。人の言うことを聞けないので、雇ってはもらえません。自分で何とか生きていくしかありません。ただ、自分しかできない仕事を創造できたわけではありませんので、まだこの先に何をやるかは未知です。
戦前と戦後で日本人は変わっていないお話しは、初めてお聞きしました。戦前は天皇を拠り所にし、戦後は会社を中心に生きて、自分のことはわからないまま自立していない状態。会社が生き残るために社員の扱いが悪くなっても、デモも起こらず。主権在民なのに、主体性は無く生きて、ひどくなればアノミー状態。
道元の本をおすすめいただき、早速読み始めました。日本の将来を作って行く、新しい世界を作っていく。いだきに出会ってから、人間としての生き方を教えていただき、目の前で体現なさる先生と高麗さんがそのように生きておられ、自分の生き方がわかり、人に伝えていく。一人一人が何のために生まれてきたのか、自分は何者なのかがわかれば、戦争なんてやってられないと感じます。自分の生命が尊いことがわかれば人殺しはできません。内面の変化により、本当の世界平和に向かう活動。一気に飛躍する時まで、コツコツ伝え続けます。
明日のコンサート、よろしくお願いします。