存在
一昨日のびわ湖大津館の「魂が知る真 琵琶湖の畔」詩と写真作品展会場にて高麗さんのお話しを経て、昨日は京都事務所にていだきしん先生によります「存在論」講座、いだき講座応用コース、高麗さんのビデオ講演会に参加させて頂きました。すべてつながるように尊い場に身を置かせて頂き奇跡の人生と受け止めています。ありがとうございます。「存在論」講座では尊いテーマに畏れ入りながらお話しを聴かせて頂きました。ご質問者の方々と先生のお話から人や自分や物を対象化して見ている状態をしりました。私自身も人や自分や物を対象化して見ていることを分かり人様に失礼と恥じる気持ちです。自分を対象化して見ることで疎外していることも改めて気づかせて頂きました。対象化や疎外について答えを出せるように経験し学びます。
また表層意識で自分や人や物を対象化して見て、頭を使い言葉を発していることもご指摘頂き自身の状態を知りました。ご指摘頂かないと分からず恥じる気持ちですが成長する為に変わっていける経験の場に有難い限りです。11月1日高句麗伝説や後のコンサートでの経験も、言葉にするとそのようになってしまうということにはっと気づかせて頂きました。経験させて頂いたことを経験のままに生命で分かっていこうと思い至りました。また言葉で表現するにしても、そのまま表現するということを知り、井筒俊彦先生著書「アラビア語入門」から表現する言葉のことを学び始めます。
また表現することで物事や自分の内面を分かり成長していきたい気持ちであるにも拘らず、表現するほどにエネルギー落とす表現をして、エネルギー落としていく自身の状態であったことを知り、驚き、落胆し、自身の状態を恥じました。更に落ちていく前に気づく機会を頂き命拾いしたように感じます。
要らない道具を捨ててみたらというお話から、同じ道具を使っていて道具の限界がきた時代であることをしりました。人間の頭、自身の頭を道具と捉えますと、表層意識にアプローチして物事成そうとしたり生きてきた時代に限界がきたと感じます。限界がくる時を待っていたという観点からは、いかに人類の、人間の時代の横軸を見てらっしゃるかと畏敬の念を抱きました。想像的でないといけなくて、新しい道具で次の技術の社会へ移行していくことで表層意識の段階は深くなり、そして存在に行き着くという道標を示して頂いたように受け取りました。存在に向かう、存在取り戻す、存在に受け容れてもらえるかという生命の希望を感じます。
応用コースでは、自身のエネルギーを小さくしてしまっている要因、エネルギーを大きくする要因を沢山お話し頂いたように感じました。歩き方、立ち方、睡眠、食事を変えること、いい関係ではない人との関係はエネルギー小さくなってしまっていたと自覚します。また過去を見ていたらいつまでも過去ですので、過去ではなく未来を見ることは全く反対の大きな分かれ目であると驚くほどに分かり易く気づかせて頂きました。エネルギー大きくする為に、生き方を徹底することや、楽にいく、力ぬいてゆっくり歩くことや、人といい関係を結ぶとしりました。人といい関係結ぶのは、頭だけで考えず首から下はたらき、頭の外側の関係良くしたらいいと分かりました。イスラムでは理性が人間を壊していくこと、理性の終わり、人間として一番悪いという考えに驚きました。互いに認め合うという統合型の人間の世界をつくる道と感じ光を見ました。先生の淹れて頂きました珈琲を頂きながら高麗さんのビデオ講演会のお話しをお聴きできる場はとても温かく生命安堵します。先生のお話し深まり尊い時をありがとうございます。
西裏玲