11月1日三鷹高句麗伝説コンサート
11月1日という大切な日に、三鷹での高句麗伝説コンサートに母共に参加させて頂き、誠にありがとうございました。
砂漠の詩をお聴きしている時、内面の美しさ、穢れなく美しい魂の輝きこそが、どんなに辛く悲しい戦禍の中であっても人々の唯一の救いとなることを感じ、希望を見い出しました。先生のギターは胸深く響き、深い悲しみの内に咲く永遠という真の希望の光に涙がただ流れ落ちました。
物凄い地響きのような演奏をお聴きし、私は生粋の日本人ですが、どこか大陸を懐かしく感じる感覚があるのでした。14歳の時、初めてアリランを聴いた時に涙した事、中国映画が好きで、大陸の田舎の草原で子供達が集い修行している映像に釘付けになり繰り返し観ていたことを思い出していました。即興詩をお聴きしながら、高句麗の地で暮らす民の人々の幸せな暮らしに想いを馳せていました。そして場面が変わり、いだきに出会う前はずっと生きることが苦しかったのですが、そんな中でも夜明け前の深く蒼い空の色が好きで、その空間の中でなら生きていける気がして、夜と朝の狭間の少しの時間に起き、窓を開けて空を眺めていたことをふと思い出していました。好太王様の即興詩の中で、誰の生命も落としてはならぬという言葉に、内面何もなく美しく生き、生命を守って欲しいという高麗恵子さんに通ずる深い愛の心を感じるのでした。
高句麗の精神を残せ、と言われた高麗さんのお父様のお言葉の詩からも永遠を感じ深く感動するのでした。
今なお心に生き続けるような高句麗伝説コンサートの経験を、誠にありがとうございました。
しっかり生きなければと感じております。