純粋
8月15日から始まるコンサート。終戦記念日。銀座の街を歩きコンサート会場に着くまでに感じる、ここはどこの国なのかという想い。日本は日本として、また今まで生きた日本人すらも気づいていない、真の日本人に生まれ変わらなくてはいけないと感じる終戦記念日です。聖なる空間となるコンサートの貴重な時間。自分だけの空間ではありませんが、誰にも邪魔されたくない、神聖な空間です。聖なる空間に身をおき、ただただ純粋なこと以外はこれからは通用しなくなると、メッセージのように湧いてきました。言葉の間違い、解釈も純粋性を失ないます。聖なる空間で生きる時間が24時間全てになれる時、先生の表現の真が理解できてくると感じます。そして高麗さんの弥生についての表現はとても興味深いです。この一年くらい”弥生の魂”をよく聴いていました。強固な感じの中でも空間的なサウンドが心地良いと感じ始めていました。何よりもこの時代に古代の国は誕生し、今では神とされる存在が活躍したのではないかと感じます。以前上映された謎の作品”ひめみこ”にも通ずる感覚があります。狩猟時代の縄文から、農耕のはじまりであり権力のはじまりでもある弥生について、何か動き出したことは、国や権力について、真に変わる時が来たことを予感します。人間が人間として生きれる国を造る今のこの時です。ただならぬ8月の連続のコンサートの一日一日です。本日もよろしくお願いします。