とにかく好きなように書こう
「どうして大きな流れに乗れないんだろう」「どうして直感を信じきれない?」という疑問を持ちながら臨んだコンサート。正直言えば、直前まで行きたくない気持ちでいっぱいだった。チケットを事前に買っておいてよかった。
胸がとても温かく、そして徐々にメラメラと熱く感じた。音がとても綺麗だった。元気になった。そのままを表現することに躊躇いがあったけれど、手で顔を覆って天を仰いだ。
メッセージの「心のままに」が強く心に響いた。それは、そうだよね、大事だよねーというさらりと流れる感じでもなく、それが大事なんだ!という力が入る感じでもなく、えー!それ以外あるはずなかったじゃない!という感じ。どうしてそれ以外のことをやってたの~!そうじゃないだろーーーー。あえて言えば肩の荷が下りた感じ。
色んなことに触れた方がよいのかも!とYouTubeを観まくっていたり、興味のないテーマの本に手を出したり。本当に何やってたんだろ。自分のやるべきことを完全に見失ってた。
「対象化」については脱け出した気でいたんだけどなあ。さらりと流していいテーマじゃなかったな。少なくとも私にとっては。そこからプラトンを読もうと考えたはずなのに、全然違う方向に行ってしまったのは、本当に、そうじゃないだろーーーー。
本当に、『対象化』や『解釈』には、全くもって、「意味がない」。力が湧くわけでもない。それなのにどうしてあたかもそれが万能であるかのごとく頼りきっていたんだろう。寂しい、悲しいを、もう感じたくなかった。
ありがとうございました。気づくのを目的としていたわけではなく、純粋に、演奏元気出ました。まるで対話しているかのように落ち着きました!
中川秀之