いい状態が誰かのためになる
本日7/13木曜、三鷹でのコンサートに参加させていただきました。
愛が内側から溢れる状態であれば、周りの人を整えることさえできる。
この第一部のメッセージを受け取ったとき、まさに本日の朝、介護現場となったご利用者さんの自宅での “命のやり取り”を想い起こさずにはいられませんでした。
膀胱ガンの末期。酷い血尿、身体中が痛い状態。「大騒ぎしている」と朝の4時に、本人ではなくお母様から電話が入りました。
駆けつけても、もはやできることはない。痛み止めも、飲めない。息をするのも苦しくなってきている。。。
緊急の依頼だったこともあり、前日に1時間ほど関わっただけ。
そんな初対面の自分が、なぜこの命の間際に、ここにいるのか。
ただ自分がいい状態でいるよう意識して、相手に共感をし、さする、姿勢を整える、適宜声をかけることをしました。
本人は相当痛いのでしょう、悶絶したり、大きな声を出すこともありながらも、そこに流れていた空気は穏やかで、本人からは感謝の言葉も聞かれていました。
耐え難い苦痛の最中にも関わらずです。
そうして呼吸が止まり、静かに旅立たれました。
冒頭に述べたコンサートのメッセージを振り返るとき、
あ、自分の状態が誰かの役に立ったのか
と感じられ、このような状態を作ってくれた、いだき先生はじめ色んな方に感謝の気持ちが溢れました。
自分が幸せでいて、誰かのためにその状態を活かす。
まず自分が愛に溢れる状態であること。
今日のコンサートでは、優しい音に包まれ涙が溢れることが何度もありました。
このようなかけがえのない経験をさせていただき、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます!