銀河のうごき

素敵な素敵な銀河鉄道に乗車させていただき本当にありがとうございました。

コンサートに行く前に、何人かの方々から亡くなった親たちの話を耳にしたり、宮沢賢治の美しい童話をいくつか読んだり、数百年生き延びた謡曲の文言を味わい、いのちの連鎖を感じつつ　会場に着席しました。

天の川銀河とアンドロメダ銀河、、、とお聞きし、少し呆然としました。星の神話をつくった古代の人もすごいなあ　と　途方にくれました。
音はクリアに頭にひびき、渋谷コンサートのおかげと感謝が湧きました。
そのまま何も考えず音と一つに聞かせていただきました。
空間と一つ、人と一つ、、振動共にありました。
大安心でした。
でもなぜか切なさも共にありました。
一部の最後、あまりの心地よさに意識がなくなるっと思ったら演奏が終りました。直前に大きな世界と大きな世界が出会う（ぶつかる？）イメージが見えました。天の川とアンドロメダは遠い未来に合体していくのでしょうか。途方もない世界です。

２部、宇宙の深淵へ向かっている車内　とお聞きし、客席全体が宇宙に飛んでいるようでした。宇宙が「生まれる」ってすごいなあ、と　呆然とするばかり。
一つなのに二つ、二つなのに一つ　
一つなのに無数　無数なのにひとつ　。。。
あなたは私　私はあなた。。。
一人一人の人間は、まるで細胞や微生物の光の銀河のようだとも感じました。銀河と人間、相似形⁈　ロマンです。

途中で宇宙の心臓？がひとつになったみたいにドッキリドッキリしました。
あれはなんだったのかしら。
未来の楽しみ。

アンコールの手拍子の体験は生まれて初めてでした。自分で手をたたいている感覚はなく、ただただ音と共にあり続け、幸せでした。
素晴らしいコンサート　ありがとうございました。