ありがとうございます
盛岡コンサートをありがとうございました。
パイプオルガンが「レクイエム」に聞こえた時、東北の大地には「恨み」が染みこんでいると感じました。まだ、恨みが染みこんでいて、先生の音が開放し続けて下さっていると感じました。けれど、いくら待っていても恨みが解されることはなく、ある時「もう嫌だ」と感じました。
「いつまでも、『恨みに沈み込み、暗く物寂しい東北』であるのは嫌だ。東北から、世界を明るく照らすものを発信したい。」
と感じました。
そして、「結工房の存在。アンドロメダエチオピアコーヒーこそが、その世界を明るく照らすものだ」と感じました。
ピアノの時かパイプオルガンの時か忘れてしまったのですが、私の内面の新しい芽に強い光が注がれ、太く逞しく大きく育ったことを感じ、自然と頭が上を向きました。
この感じで自分の芽を育てていこうと感じました。
第2部では「今、天才に成る」と強く意識しつつ「私の天賦の才」を探り続けました。
過去の記憶をたどり「あれか、これか」と考えましたが、過去は運命から解放される以前の私ですので、そこに天賦の才を見つけようとすることは間違いなのかも知れないと今気づきました。
それがどのような才だとしても、今の私はその才をただ、「先生が中心の世界」「NPO高麗の設立趣旨が成ること」「コンサート満席」に役立てたい気持ちです。
今日を生きる為に生きてきたと感じられる幸せなコンサートを、ありがとうございました。
高橋由珠