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一昨日、障害者のグループホームで一人の女の子と会いました。自分が動きたくないと頑として腰を上げません、対応する職員も四苦八苦していました。朝になり通所で外に出るのを楽しみにしている彼女は、入り口の前で座って待っていました。彼女のiPadの充電をした時画面に着物を着た彼女と妹さんが映っており、「着物着てるの成人式の写真?見たよ」と言うと嬉しそうに笑っていました。「妹さんと映ってたね」と続けると途端に悲しい表情になりました。言葉は話せませんがきっと会えない寂しさがあるのだろうと感じました。自分は今度いつ来れるかわからない為「元気で」と声を掛けた時の悲しい瞳と妹さんに会えない悲しい瞳は違っていました。言葉で話せない事を表情や瞳で表す感受性は凄いと感じました。夜勤の夜彼女に接した直後からか夜勤の入り過ぎか、今まで感じた事のない胸痛のような動悸があり少しすると治まりましたが、間違った働き方から自分自身の生き方を考えると同時に、彼女の人生や障害者の方の人生についても考えました。グループホームは家庭に近くとも制約があります。施設ともなると自由度は低いです。自由って何だろうと考えた時、自分にとってもこの社会は生きにくくコンサートの経路を、日常に活かすしかありません。高齢者や障害児、障害者を在宅介護するには限界がありますが、皆が自由を感じて生きていけるよう、まずは自分が新しく生き直します。いつも先生が居て下さる事を忘れずに心強くいきます。ありがとうございます。

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