イムジン河
いだき講座2日目が無事に終わり、ほっとしました。ありがとうございます。今朝は真っ白い富士山が美しいお姿を現してくださいました。これ以上白い白はないと感服する清き白い富士山のお姿でした。歴史を変える偉業を支えてくださり、元気づけてくださっていると感じ、思わず頭を下げお礼を言いました。晴れやかで美しい日となりました。雪の予報に明け暮れた昨日から一転し、春の日差しが差し込み、明るい日となり、ありがたい気持ちでアンフィニに向かいました。受講生の運命を調べ、先生が運命を解放してくださるその場に居合わせる人生を想います。人が助かり、先祖代々の魂まで救済される歴史的偉業に関わらせていただくことに頭を垂れます。感謝よりありません。いだき講座を受講できる幸運は宝くじを当てるより大変とのお話がありましたが、受講できる御方は、稀なる幸運と真に感じます。
昨夜は、2日目に備え、早く休もうと備えました。ニュースが終わり、場面に川が流れる映像が映し出された時、胸が動き、画面に釘つけとなり、魅入りました。瞬時に泣いていたのです。同時に、音楽が流れてきました。胸揺さぶられ、号泣していました。自分でも驚く反応でした。イムジン河の映像、音楽でした。北朝鮮の民謡であった曲と知りました。10代の頃によく聴いていたフォークソングと思っていましたが、元は北朝鮮の曲と知り、南北が分断され、祖国を想う、悲しい曲でした。イムジン河は南北の境界線に流れる河です。日本で歌われた経緯もレコード販売前日に販売禁止となった出来事も初めて知りました。1986年の北朝鮮でのオーケストラの公演にてアンコールで演奏されたイムジン河の人々の反応についても、知りました。映像で見る北朝鮮の女性は大変美しかったです。日本でのレコードが販売禁止となった経緯で知った日本人の在日朝鮮人へのいじめについても、涙がでました。同じ人間同士なのに、歪み合うことは悲しいです。拉致問題もあり、北朝鮮の国の在り方には、抵抗しますが、国民は美しかったです。小倉でのコンサートの時にお会いした在日朝鮮人の方は私の話は夢でも嘘でも面白いとおっしゃり、コンサートチケットを300枚もご協力くださいました。娘さんが帰国事業が推し進められている時に北朝鮮に渡り、会うこともできなくなったと悲しい胸の内を語っておられたことがずっと心に残っています。番組を見、様々に考えました。私の反応には自分でも驚き、分断という言葉を聞くだけで、涙する自分を受け止めました。以前、青森での「大地の声」の時にアンコールにて先生が生まれるままに言葉を表現したらよいとおっしゃってくださり、私は目を閉じ、心澄まし、生まれるままに「分断された悲しみ」と表現すると同時に号泣していました。自分でも驚きました。分断ということは生まれた時から身についていた悲しみです。高句麗滅亡後に高句麗人は離れ離れになりました。1000年を超えても私の内には引き裂かれた悲しみが受け継がれていました。先生に出会え、やっと1300年受け継がれた分断された悲しみが愛と変わる時が来ました。今までのことを様々に思い出しました。そして昨年の5月13日の誕生日に三鷹公会堂にて開催しました「高句麗伝説」のDVDを聴きながら、ベットに入りました。先生が特別に編集してくださり、聴かせていただきましたが、大変素晴らしく感動し、毎夜聴かせていただいています。ちょうど、2枚目から聴かせていただきましたが、朱蒙様が国を作ったところ、好太王様のご活躍、若光王の悲しみ、亡命、分断された悲しみ等々の詩が語られるのですが、先生の演奏の素晴らしいこと、この上ないのです。毎夜感動に胸震え、涙ぐむのです。昨夜は、胸揺さぶられながらお聴きしていましたので、更に胸動き、気づけばベットが涙で濡れていました。この演奏を聴けば、分断の悲しみが変わると見えたのです。誰にとってもわかってもらうことのない悲しみをずっと受け容れ、支え続けてくださる存在があらわる演奏が底辺に流れ続けています。図形で見える私には、その上に故郷を慕う気持ち、帰れない故郷を想う切ない気持ち、別れた家族、同胞に会いたい気持ち、皆の無事を祈る気持ち、言うに言われぬ苦しみ、切なさ、辛さ、悲しみ等々。。。言葉に言い尽くせぬ感情、心が表現され、愛に抱かれ、新しい気持ち、力に変わっていくのです。この演奏を聴いたなら、南北が分断され、離れ離れになった人々の悲しみが解放され、ある何かに変わると見えました。そして世界中で起こる分断の歴史が光に出会い、変わっていくと見え、私は号泣してしまいました。胸の内で「ありがとうございます、ありがとうございます」と言い続けていました。この演奏を韓国、北朝鮮の人に聴かせてあげたい気持ちが湧いてきました。いだきをはじめた頃は、北朝鮮でのコンサート開催を望み、本気で取り組んできました。が、叶うことはありませんでした。昨夜、久しぶりに、高句麗の地があった中国、北朝鮮、韓国のことを考えました。以前はずっと考えていましたが、叶わない夢を追いかけるようで、世界が平和になれば、叶うと考えるようになり、最近は考えることをやめていました。先生のコンサートは世界中どこででも開催できるのです。この演奏を聴かせてあげたいと切望した気持ちは、抑えることはできず、表現し、先へ進みたいと考えます。私の内に共に在った若光王様は、初めて先生にお会いした時、言葉はひとつも発することなく、嗚咽と号泣を繰り返しました。悲しみの深さを私は知りました。共に胸の奥から突き上げる慟哭、嗚咽、おさえきれずに号泣したことは今も鮮明に覚えています。世界中の魂が先生に出会えることを求めていると感じてなりません。解放の時を望まない魂はいません。改めて先生のコンサートを開催する機会は活かしていかねばならないと感じました。多くの方にお声かけをし、ご参加いただけますようにはたらきかけることが人間のやるべきこととわかります。ありがとうございます。