身体のどこで聞いているの
光のホールコンサートをいつものように聞いていたのですが。
自分でない人間が聞いている。そんなこと気にしていないのに気にしてる。頭の中が何かにとられてる気がした。ピアノの音を聞いているのに聞いてない自分。特別なことしていないのに体が重い。しかしとても心地よくと言って眠るわけでなくなんとも不思議な感覚。あのかぐや姫が地上から天へ戻る時地上の幸せな経験が消し去られていくあの不可解な瞬間にも似ている。現実の見たくないものから目をそらしたいのか。2部の後半でやっと先生のピアノの音と一つに戻ってほっとしました。アンコールで美しいアリランの音はなつかしく体に響いています。頭の禊だったのでしょうか。帰り道はお月さまが一緒、混乱した今は神様と一緒。明日にはしなやかできれいな感性に成っていることにかけておやすみなさい。ありがとうございます