愛の国
大寒波が来るとの報道を見ては心配はしますが、皆様のご無事を祈りながら、コンサート開演を待ちました。家では酷い痛みに襲われ、生きていてもしょうがないとため息が出てくるのです。自分の人生は、先生に出会え、豊かに生きていますので、生きていてもしょうがないと思う様な人生ではありませんので、すぐに被りと気づきました。兎に角コンサートに向かう事が答えと考え、コンサート会場に向かう事ばかりを考えました。コンサートがあるから生きていけると、コンサートがあるから希望だと、本当に身に沁み感じる今日の被りの経験でした。
コンサート第一部は「ゴルディロックス」とのタイトルでした。演奏をお聴きしていると、昼間の被りの経験がありましたので、先生の音こそ生きる空間であり、生きる力であると生命身に沁み感じ、ただここに居れる事がありがたいと感謝で一杯でした。体の痛みも、音に包まれて癒されていくのが体で分かります。体の芯まで癒されていきます。ふと気づくと、先生の音が子守唄の様に聞こえてきました。会いたい母に会え、母に抱かれて眠っている子供の様な気持ちとなりました。とても会いたい母に会えた事がうれしくて、涙が込み上げてきます。そして、子守唄を聴いている様で心身安らぎました。ふと気づくと、氷の上で子守唄を聴きながら休んでいる様な体感であった事がとても不思議な気持ちとなりました。メッセージの中で、「過不足のない絶妙なちょうど良さ」という表現がありました。その言葉がぴったりな感覚となり、とても心身癒され、安堵しました。
第二部は、音が胸に入ってきました。この音の塊を何と表現するかと考えると同時に「愛」とすぐに答えが生まれました。愛の音です。そして、清らかで、光に包まれて、愛が、雪が降る様に降ってくる様な、とても温もりあふれる、清らかで美しい地にいました。愛の国と感じました。アリラン的な演奏でしたので、高句麗の地にいる様でした。澄んだ空気の中、清らかで美しく、温もりあふれる愛の国、高句麗の地にいる様でとても幸せを感じました。その後の演奏も愛よりなく、愛から全ては生まれてくる事がよく分かります。今日のコンサートタイトルは、「愛を超える愛」ですので、大変素晴らしい愛の経験をさせて戴きました。メッセージにもありましたが、自分達が「とても心地良い一番適切な所を積極的に創り上げていくことが、この地球上で生きる今と未来の為に最も必要なことです」という事がよく分かりました。闇の世界や地獄に触れるとまだ心が曇るのです。どんどん創っていく事で、常に心地良く、心豊かに生きていける場や空間を創っていきたいと心から望みました。美しく、清らかなピアノの音は、今も雪が降る様に空間に降っている様に感じます。愛が生きる世界であり、愛なくして生きられない事は生命をもって分かります。仙台でのコンサートはいつもロマンにあふれます。今日も氷の上で眠っている様な不思議な体感と高句麗の地に行ったかの様な体感がとても素敵でうれしい、生きる経験でした。
終わった後、先生から二部の始めは丸都山城が来たという事をお聞き致しました。歓声を上げました。その様にお聞きすると、小川のせせらぎの音や、爽やかで澄んだ空気、清らかで美しいエネルギー満ちる空間. . .丸都山城. . .確かに丸都山城と分かるのです。素晴らしいです。ありがとうございます。