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すごくたわいないことですが。


ノートに自分の気持ちを嘘いつわりなく書くことは、エネルギーがいります。でも必ず偽りはばれ、形になり、現れます。だから嘘なく書くのです。
店の売上金を帳簿に写し、現金がピッタリ合う状態にするのが私の毎日の朝の仕事ですが、売上金が合わないことがあり、それは立て替え金と売上金がごちゃごちゃになっていたからですが、余りにもわからなくなり、つい夫婦喧嘩にまで発展してしまいました。
お金の計算が合わないことは頭の中が訳わからない状態になり心身のダメージも相当なものになりました。気持ち悪くてならないのと合わせ、一変にやる気が失せていました。
書くよりないのでした。書いてみてわかったことは、計算が合う合わないではなく、自分の状態にいきつきました。ノートを広げたときから既に計算のことではないことから書き出していました。ずっと感覚的に感じていたことが言葉になりました。わかっていたつもりは結局はもやもや状態でしかなく、言葉になっていくときはっきりしていきました。はっきりすると、計算が合う合わない以前に有る自分の中身を自分で認識しました。お互いの関係性は自分のことを通す自我からであることを心から認めました。いちばん書きたかった言葉はごめんねでした。頭と心身がつながっていく感覚です。
そしてすごくたわいない事なんです。
気持ちが整理できたので、先生焙煎のコーヒーと一緒に豆大福が食べたいなとおもって外出している旦那に電話をしました。が通じません。時間がたち、旦那から電話が入りました。豆大福が食べたいから買ってきてとの電話だったことを言うと、なんと、豆大福を売っているお菓子屋さんの前からの電話なのでした。偶然にも自転車をその店の前で止めて電話着信があることに気がついてというわけでした。
すごくたわいないことですが、生涯何度もある偶然ではないとお互いに感じ、笑ってしまいます。書くって凄いことなんですね。
ありがとうございます。
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