芸とし身につける
新年早々のびわ湖、京都の高句麗伝説をありがとうございました。年末に家族が新型コロナウィルス陽性となり、私や87歳の母始め4人が感染しました。そのためアントレには参加できませんでしたが、高句麗伝説の2日前に療養解除となり無事参加できてとてもありがたく幸せでした。びわ湖の高句麗伝説の前にびわ湖畔を友と歩きながら色々な話をしました。その時に撮った写真のびわ湖の深く青い色と、対岸の雪をいただく山々まで見える透明感はぞっとするほど美しく驚くほどでした。後から先生のお話をおうかがいし、大変なことが起こっていたということを知りました。シンセサイザーの音が続き、身体の中を突風が吹くように清められ、大感動でした。続く京都も女性の悲しみをより感じつつも、人々が集い、温め合い、分かち合い仲良く暮らした風景が感じられ、みんなで幸せに生きるを体現した高句麗の王様、そして人々ともに新しくも懐かしい世界を創るのだと心に決めました。
新型コロナウィルスに感染し、まさに身体は食べ物でできていること。普段どのような食材をえらび、どのように調理し、いただき方も含めすべてに関連していることが実感できました。自分の中ではウィルスが身体に取り込まれたことをどこかわかっていて反応している感じでした。自分自身はあまり心配もしていなかったのですが、高齢の母に感染させてしまったうかつさを悔やみ心配しておりました。が、蓋を開ければ、私と母が一番の軽症でした。一番しんどく治りが遅かったのは22歳の甥でした。今までどのようなものを食べてきたのかが、感染してからの重症化や、快復力にもつながることを知りました。また、我が家は非感染者を隔離し(笑)、感染者は感染者が面倒を見る方式で乗り切りました。今回の経験からも、毎日の食事もおろそかにせず、これも健康で生きる修行と、真面目につとめます。
そして、この瞬間瞬間もいだきで生きるという修行であること、少しずつでも継続し身体に身についていけるよう忘れずに書くことも続けます。今日の日をありがとうございます。後藤美香