解放
今年はじめの、狛江での応用コースをまことにありがとうございます。
ここ数日、えりかさんのお誕生日、阪神大震災の起こった日と続き、体の変化とともに自分の本音、原点を考えます。高麗さんの「子どもたちが生きられる世界をつくる」とのお言葉に深く共感し、世の中、世界を変える、そのことのために何かはたらきたいと動き始めたはじまりをたどり、いろいろな場面がよみがえりました。
狛江での先生のピアノの音はコンサートのようで、ほんとうに一音一音がいのちにしみいり、聴かせていただきました。しんから幸せと感じます。
診断主義、機能主義のお話は、自分の仕事の面でも問題と実感することであり、自覚のないうちに診断主義に陥っていることと考えます。老人ホームでのお話から、やはり人間と人間の関係、心をひらいて通じあえること、これまでも多く経験させていただいてきていますが、あらためて生きる力、先が開けることと感じ、更に取り組んでいきます。
女性の身体のこと、自律神経のことは、すごく重要なことと感じてきましたが、先生がお話してくださり、これからの可能性を感じ、もっと表現し、喜びや力が湧いてくるように生きていこうとうれしくなります。
どんどん書いていくことでなくなっていくこと、気づいていくことに今更ですが驚きと感謝ですが、まだ書ききっているとはいえず、表現、実行の一日一日の鍛錬と考えます。
いちばん大事なのは感動、と伺い、まさにこれほど全身、魂の奥底から力と喜び湧き上がることはありません。
先生のコンサート、「高句麗伝説」、先生、高麗さんの表現の場で、心震え、涙する経験は、他で到底できない、かけがえのない感動です。この感動を、もっと活かしていきたいです。
応用コースにて、身体も頭もしんから解け、解放されていく尊い時間に、心より感謝します。
今日も大事なコンサートに、心して向かいます。
ありがとうございます。
天田敬子