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高句麗の愛


私に取りましては、全く新しい経験が伴うこの度の京都高句麗伝説でした。高句麗づくめの語りに、古代高句麗人の暮らし、祭りのお囃子から生まれる高麗さんの語りから高句麗の壁画に現れる光景も蘇り、高句麗人は日常を祭りによって心豊かに楽しく明るく暮らしていたことが絵に見えるように分かりました。今の日本に顕わる祭りも高句麗の顕れ受け継がれているものであることを確認します。東明王様の母との別れ、子を活かすために取った母の手段は後になり偉大なる高句麗を創る源となったのだと、背景に二人が置かれていた環境にてのさばり増長する権力という世界は現代の社会へと闇の羽を広げ、人が人として生きられない社会の構図となっていると感じます。好太王様の戦い方は、戦った敵を殺しはせず、生けどりにし、敵であっても人間とし敵の生命を尊び、心厚く接した後、敵は改心し好太王様と共に生きる同士となったと、戦場の野営の光景までも目に映るように感じられました。東明王様の母と別れなければならなかった純粋な悲しみ、自分は何故殺されなければいけなかったのか、理屈のつかない憤りまで伝わってきて、魂叫ぶように号泣しそうになりました。が、意外と東明王様は淡々として次々気持ちを切り替え先を作る利口な御方であったとも感じたり。。高句麗人の気質は逞しく先を作る精神に満ち溢れていたのだと、母の愛により培われた真の愛よりなかったのだ、と、母と子の美しき愛と美の世界を垣間見るようなのです。先生の演奏から語られる高麗さんの詩全てを通し、高句麗人の真が見えてきます。だから、滅ぼされてはいけなかったのだ、と。高句麗に繋がる魂総動員し、分かってくれる高麗さんのもとへ集い、魂結集し、五女山の夢のへの実現に向かい、真の自分を表し生きるこれから、人類の未来を作る力となれますよう、心新たに生きていく今です。高麗さんの最後の拍手は心温かく温もり、先生の演奏されるお姿は、新時代を創る何かのようです。この度の京都での高句麗伝説、誠にありがとうございます。

 

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