みちあふれる
第一部 「充溢」
究極へと向かった銀河鉄道です。皆さんはお忘れですね。究極どころか、今日明日のことで精一杯だとすれば、この精一杯は単なる思惑に過ぎません。
思惑とはひどいと思われる方は、今や精一杯で成し遂げられることは何でしょう。
我々が理解している宇宙については想像を遥かに超えた研究が進み、今までの常識的な、
例えば、宇宙空間はどこにも存在していません。宇宙空間といえば真空を問題にしました。実は真空なる空間はどこにもありません。さらに、宇宙空間は非時間的な空間でも
あります。我々の想像を遥かに超えた「充溢」した空間です。
「充溢」すなわちみちあふれているのです。真空どころではありません。
このようなことは地球上では関係ないことのように思われるかもしれませんが、
とんでもありません。一瞬の休みもなく波動により降り注がれます。
地球は大宇宙の部分なのです。すべての生き方の見直しを迫られます。
未来に向けて豊かに生きようとするならば、この充溢した空間と一体になることが
必須です。現段階での銀河鉄道が究極への旅をして、
皆さんに伝えたいことの第一のことです。
第二部 「愛の場・フィールド」
「場・フィールド」の概念は科学のもつ一連の概念の中でもとりわけ重要な概念です。
物と物、あるいは人と人は、何らからの根底に存在する「場・フィールド」によって
結びつけられています。しかしながら「場・フィールド」そのものは観察することはできません。人と人が愛しあうことによって何らかの「場・フィールド」は存在しますが、
「場・フィールド」そのものは理解できないのです。物と物との相互関係はわきに置いて、人と人との愛を実現する上で「場・フィールド」を抜きにしては不可能です。物理的に親密になっても「場・フィールド」のないところでは必ず壊れます。最初から壊れているといってもいいのですが。ゆえに人類は道徳倫理からはじまり、制度をつくり、時により強力なる契約という約束事をつくり、「場・フィールド」のない愛を演じます。
第一部の「充溢」の続きです。
広大な宇宙の中での「場」は「充溢」の「場・フィールド」です。
コンサートホールの空間そのままが宇宙空間と感じる素晴らしいコンサートを経験させていただき、大変感動しています。「究極へと向かった銀河鉄道です」との冒頭のメッセージが心にあり、あらわる世界は究極かと感じました。しんしんと降る雪により大地が白銀に輝くとこの世の音が消えていく静けさを感じますが演奏のはじまりにその光景が見えました。ひとひらの雪が音もなく舞い降りてくるような心澄まさずしては聞き取れない静かなピアノの音を心澄まし集中しお聞きする時の心満たされ、幸せであることに感動します。雪に洗われたような音の連なりに自分の心身も洗い浄められていきます。雪の香りが清々しく、早春の香りに生命が躍動していく時の息吹を感じ、銀河鉄道のメッセージを受け止めたく一音一音心澄まし聴かせていただきます。「充溢」とのメッセージでしたが、いたるところ、言葉通り、満ちあふれています。生命が生きていけるエネルギーあふれる空間がいたるところにあります。愛、存在、全体全てが在ります。究極とは到達したある一点のイメージをもっていましたが、あらゆるところにあると感じる正に「充溢」した空間に身を置けますことは最高に幸せでそれこそ言葉の使い方が正確ではないかも知れませんが、究極に幸せと感じました。生きる場は「充溢」した空間と感じ、とても心地よく幸せに満ちました。
第2部ではパイプオルガンの演奏は神、おおいなる存在からのメッセージと感じ、何をお伝えくださっているのかと考えました。神々しく、重厚であり愛に満ちる音はおおいなる存在そのものを感じました。先生の演奏ですが、おおいなる存在からのメッセージを先生が私達に伝えてくださっていると受け止めた時、普段の生活の中でも休まず、絶えずメッセージを送り続けてくださり、はたらきかけてくださっていることに気づきます。絶えずはたらき続けてくださっているはたらきをわからなくしているのは頭の問題であるとわかります。胸拓き、演奏をお聴きすると、たくさんの光が注がれてくるのです。光に満ち、愛に満ちる内面となります。自ずと、世界へ向かい平和を作る活動をしたい気持ちが湧き出づります。私は心の底から、良い世界を創りたいと望みました。そして今自分が経験しているこの場、フィールドが人間が生きる場であり、平和な世界であると生命をもってわかります。この場、フィールドを広げていくのは先生のコンサートを開催し続けていくことで必ず成ると見え、私は世界の平和を実現する為に、先生のコンサートをたくさんの方々にお伝えできる活動に尽くしていきたい気持ちばかりが生まれてきます。願いではなく、実行していくことが実現への道を作りますので、実行していくことを心に決めました。昨日の「死について」の講座を経験させていただいてから、宇宙に存在する生命とわかり、今までの生き方は止めるとあきらかに見えました。夜に生活習慣も今までの生き方を現すことは止めると決め、具体的に何をやめるかまで考え、紙に言葉を書き出すと、書きながら答えが生まれます。生命は何をし生きていくかをわかっていることに頭を垂れます。先生のコンサートを多くの方々にお伝えする道も毎日考え、実行していきます。メッセージ通りの「愛の場 フィールド」を経験し、この場より世界の平和は実現しないこと、この場こそが人間の生きる場であり世界の平和を実現する場であると生命をもってわかるのです。世界の平和を実現するコンサート開催に全てを尽くしていくことが私の生きる道です。どんどん空間ごと上昇していく動きが生まれ、身を委ね、「これから」と言葉が生まれた瞬間、演奏が終わりました。最近は「これから」と感じる瞬間コンサートが終わります。真にこれからなのです。アンコールでも上昇し続け、宇宙の彼方まで飛翔したかのように果てない世界で自由に生きる生命を感じ、生命躍動しました。この経験をこの場、フィールドを世界中の人と共にと心より祈りました。祈りが実現するように生きていきます。ありがとうございます。