KEIKO KOMA Webサロン

全体のこと


連日のコンサートとアントレプレヌールサロンありがとうございます。早速経産省のDXレポートと、若手官僚の方のPJTレポートを読ませていただきました。DXレポートについては、ITコンサル会社社員として、お客さま先でのシステム導入、刷新(というより入れ替えといった方が正確かもしれません)などで経験したことがまさに記載されておりました。お客さま先では、まず経営層、各事業部などにインタビューをし、システムや業務についてのお話をうかがいます。その上でその会社のシステム全体像を図式化しどこに課題があるのかなどを示し必要なシステム化を進めていきます。その際複数のシステムが絡み、入り組み、データ連係などができていない、ここでは手作業でデータを出力し、次のシステムに取り込むなどもありました。DX化といいつつそのあたりをRPAにて自動化することをDX化といっている企業もありました。また刷新にあたり、各事業部門と情報システム部門の考え方の違い、話が通じ合わないなどにも何度も遭遇しました。現場事業部門はシステムが変わることで業務が変わることに抵抗を示し、押し切られた情報システム部はパッケージなどをそのまま利用することができずに現行業務に合わせたシステムのカスタマイズが随所に発生。結果先生がおっしゃるブラックボックスになったシステムもたくさん見ました。渦中にありながら真のDX化には何の役にも立っていなかったと感じます。
若手官僚の方のPJTレポートは現状の分析などとてもわかりやすく、自分でも調べたこととも重なる部分がありました。先日東大の方々のコロナ禍における超過自殺の資料も読み、20代の方々の自殺数の増加、特に20代女性の増加には改めて衝撃を受けました。若手官僚の方々のレポートはコロナ前のレポートであり、自殺者数のことは記載がありませんでしたが、中で記載されている不安定化が一つの原因だと考えます。
30数年前、その当時1台何千万というメインフレームが複数ある静かで寒いマシンルームから、何をしているところかも知らず、電話番号だけを握りしめていだきに電話したことを今でも覚えています。それがはじまりでした。そしていつもさてここから自分はどうするのかだけであり、心にあるのは、みんなで幸せに生きるだけです。具体化するためにも反省ばかりする頭はここにおいて、本日のコンサートに向かいます。先生、高麗さんそして皆様いつもありがとうございます。後藤美香
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比叡山
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京都コンサートホール大ホールにて
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モスクワにて