天はるか彼方通ずる今
様々な状況下において、無事「高句麗伝説」を開催して下さり、心より御礼申し上げます。先祖の代表とし身を運ばせていただくことで「報われていく」ということをこれほど感じたことはありませんでした。感激して心が飛び出そうになる最高の音楽の連続の中で、真の言葉をお聴きします。いのちのことばの美しいオンは、天と通ずる御方より発することは出来ぬと頭が下がります。此の音、此の御言葉を今生きてお聴きできるのです。天の限界が解かれた瞬間の光を忘れません。天を祀る國は高句麗よりなく、2000年の時を経てすでに蘇っています。王様あらわれし御姿、高句麗軍団の見事な在り様は、心に永遠に生き続けます。
女が子を身籠り、安心して子を産み育てるという最もシンプルで美しい事が、なぜ叶わなかったのでしょう。いよいよ一人一人が真の愛を実現するときです。人間を長きに渡り操ってきた悪き仕組みの崩壊に気付き最後の足掻きに走る者も、胸の内に光をみつけ出会いを求め動く者も、今ここに在られるおおいなる存在、愛に気付き、出会えたならば高句麗人と成るでしょう。愛から生まれた高句麗に生きられるよろこびは、敬意と感謝と誇りに満ちています。五女山の風は世界を聖地へと変えていきます。「いのちひとつ 愛」を高句麗伝説のすべてで経験させていただきありがとうございます。最後は懐かしい、高麗さんのご両親もお兄様も客席におられたようにリアルに感じ、涙が溢れました。
いだきをはじめてくださった敷地内と言っても過言ではない光のホールです。初めて先生と高麗さんにお会いさせていただいた瞬間と光をはっきり想い出しました。こんなにも壮大で、歴史的な祭典に、命あり、参加させていただき、心より感謝申し上げます。
まだまだ言葉に表しきれぬ、まったく新しい「高句麗伝説」コンサートを、ありがとうございました。