あらたに
8月23日、24日と聖なる地でのコンサート、応用コースをありがとうございました。あらたなはじまりの機となり、まるで生まれ変わったような体感で今日の京都コンサートへのぞめますことに感謝します。
23日のコンサートでは、大陸にある湖が浮かび、その後美しい白頭山の光景が浮かんだのが印象にあります。また、商売・仕事をしていての致命的な欠陥に気づき、気づいてからは考えを切り替えました。24日のコンサートは、しばらく眠く朦朧としてしまいましたが、現場で会う人々から経済を優先し、狭いある範囲からその先がない、思考の停止したような状態の意識が覆いのようになっていたのが剥がれていくのがわかりました。自分もそこにとどまっていたことに気づけ、コンサートでは真に出会い、中心を取り戻し、その限界を超えた先が見え、先が拓かれていきます。
応用コースでは、先生のお話より、白川先生のこと、東洋漢字のことをはじめて知りました。GHQによる巧妙な政策によって言葉は記号化し、こころ、たましいが漢字のことからもなくされてしまったお話を伺い、それは戦後の憲法からも伝わることでした。応用コースでのお話を聴いていくうち、こころが落ち着いてまいりました。また、「修行」の本当の意味、チケットを売ることがこの世の修行、という意味もわかりました。
三鷹の初日のコンサートには静岡から母が参加したのですが、高麗さんはじめ皆さんからお声がけいただいてとても喜んでいました。それまで主だった親戚や近所づきあいより、今はいだきの催しへ行くのが好きで楽しくて仕方がないようで、コンサートに行く度に先生の表現が素晴らしくなると話し、はじめて食べる「嶽のきみ」も感動の美味しさだったと驚いていました。母がいだき講座を受講してから関係がどんどんよくなっていて、母と参加するコンサートはとても幸せを感じるのです。
ありがたいことに仕事もとても忙しくやることが沢山あります。これまで事業と考えても自分なりにやってきたこともコンサートを経験する中で自分なりだったことを認めることができ、改め、仕組みを考える時と、今日のコンサートにあらたな気持ちで向かわせて戴きます。三鷹での大変尊いコンサート、応用コースとありがとうございました。