京都コンサート
今月も、コグリョカフェにて高麗さんに内面の光景を詩を書いて頂き自分をわかり、そしてコンサートに参加させていただける機会があることに心より感謝いたします。
本当に好きなこと、本当を見つける、と高麗さんに書いていただきました。半年ほど前には、それらしきことをやっている、と書いていただき、今日はおおよそ好きなことをやっていると仰っていただきました。本当のことにならないと駄目であることを認めました。本当のことに通ずる手がかりは自分の裡にはあることを自覚していましたが、本当のことを実現することは怖いと感じ逃げている自分がいることもわかりました。
コンサートが始まるとすぐに、本当に好きなこと、やりたいことを実現することが怖いと言っている自分は愚かであると感じました。本当に好きなこと、やりたいことはこの社会にはないことであり、誰かから習うことも真似をすることもできないことであるから、唯一無二の本当の自分になれるのだと感じました。周りに合わせることが安全、安心だと思い、この世にないことを表現することは怖いと感じていたのですが、本当の怖さとは、本当の自分を現さないまま人生が終わることだと自覚した瞬間身の毛がよだつ思いでした。今目の前にあるやるべきことや、やるべき仕事をいくらこなしても、本当にやりたいこと、本当に好きなことを表さなければ何も意味をなさないと感じました。10代の頃から変わらない理念が自分の中にはありますが、具体的に何をしたら良いのか検討がつかず、悶々とし始めたその時に「問うこと」「考え続けること」という答えが返ってきました。一瞬にして曇りが消え驚きと共に目が醒めました。問うことを辞めたその瞬間に日常性の中に埋没しているのだと気付きました。どんな時も、今この瞬間に自分の生命がどのような生命として働いているか、それが全ての答えに通ずると感じると同時に一部が終わりました。
第二部は自分の知らない宇宙を経験しているようでとても気持ちよく幸せでした。大宇宙の中で生きる人間は本当に美しく素晴らしく、何一つ問題のない空間でした。男と女のある何かは大宇宙を経験できるのだと知り感動しました。男女の関係でより経験できない幸せがあることを感じ、それが当然のことのようにしてあり、何の矛盾も抵抗もなく受け入れている自分がいることが不思議でした。どんどんと空間が整理され真に近づいていることを感じていました。生命交流しながら新たな生命に変容していけるコンサートの威力を経験します。
帰宅し何日家を空けていたかと思い返せば、今朝出発したことを思い出します。
出会えた人生心よりありがとうございます。