5月13日の経験
高句麗伝説コンサート、そしてその経験をお話しくださるビデオ講演会、ありがとうございます。
様々な楽器を駆使され、繊細な水の流れの様な音から、壮大なオーケストラの様なサウンドはどれもが大好きなサウンドで、そのサウンドの中で表現される今この瞬間瞬間に生まれる言葉の一つひとつに集中し、聴かせて頂きました。より大きく新しいストーリーが三鷹の地から始まったことわかり、このストーリーは来年の京都まで続き、その時に何かとてつもない大きな存在になっている、そう感じた高句麗伝説でした。
新生高句麗伝説とお話しされていましたが、本当に全てが新しく、自分自身も新しく生き直す時が来ていることわかり、またそういう状況になってきており、本当にこれから生命中心に新しい人間となって生きる時と実感し、今のこの時に高句麗伝説を経験でき、心より感謝します。
その高句麗伝説コンサートを経験した夜、自分の住む街はめったに起こらない停電により街全体が真っ暗になりました。それは翌朝5時になるまで復旧しない異常事態で、この様な事態は東日本大震災以来のことです。真っ暗な街を見ていると大きな闇に覆われてしまったのか、それとも埋もれていた闇が浮き出てきてしまったのか、何か凄まじいエネルギーが蠢いているかのようでした。でも高句麗伝説を経験した後でもあり、外は暗くても、内は輝いているから大丈夫と自然に明るい気持ちで過ごせました。
高句麗のことを口伝でお父様から伝えられ、その魂が引き継がれていったお話しがビデオ講演会でありましたが、私も祖母や母から伝えられる歴史があり、物として受け継ぐものは一切ありませんが、やはり口伝のように言葉として伝えられていることがあり、魂が受け継がれていることを改めて自覚しました。やはり伝えられていなければ、そのことを誰も知るものがいなくなり、歴史から消えていくことを考えると、今生きる人間がわかる人間となっていくことよりないとわかります。
高句麗伝説は未来創造の場でありながら、大切な歴史を埋もれさせない、引き出してくれる場でもあり、人間存在全てに関わるコンサートであることを改めて自覚しました。新たな自覚のもと、これから新しい自分のストーリーを描いていく、そのスタートとなる5月13日高句麗伝説コンサートです。まことにありがとうございます。