瞬間の関係を築く
感謝があまりに当たり前になりすぎていて、書き込みの時に「ありがとうございます」と書かないことの多かったことを、「自分って、こういうところが雑なんだよな」と高麗さんの書き込みを読んでいてハッとします。立場的にあまりに恐縮する素振りも逆に愚かで、面倒くさい人になってしまうなと考える気持ちもありましたが、そして書きさえすれば良いというものではもちろん無いですが、そういったひとつひとつを素直に丁寧に表現し伝えしていくことで関係は築かれるのだと姿勢をただされました。
三鷹でのジェンダーをめぐっての開催をありがとうございました。質問に答えていただく中で、また講座全体を通して、母との関係を見直しました。今回の講座の中で別のご質問者の方から、聞き間違いでしたら申し訳ないのですが「お花に会いに行ったり・・・」という素敵な表現をお聞きしました。そのふわりとした柔らかく美しい表現と、質問してちょうど頭に母のあった状態とのタイミングで、幼い頃自分はなぜだか母から、それほど教育ママというわけでもないはずなんですが、「お花」と言うと叱られ、「花」というようにしつけられたことが思い出されました。なぜかと聞くと、母の知り合いの子供が、テストで「はな」と答えるために解答用紙に『〇〇』と空欄のあるところに、「花」を「お花」だと思っていたために「おは」までしか書けなくなって×になったというのです。当時、ふーん、そうかい、くらいにしか思っていませんでしたが一事が万事で、結構こういうことがあったのだろうなと想起します。あとは連想して出てくる記憶で、しょうもないことなんですが、名前に「ちゃん」をつけて呼ばれながら育っている子が羨ましくて。うちは呼び捨てで、「ちゃんづけは甘い子に育つ」くらいの圧でした。そういった方針で育つ中、特に虐待などがあったわけでもなく、冷たいというほどでもないのですが、なんだか「サバサバしていないと置いていくよ」という、相性ですかね、母は母でねちっこい私を育てるのはきっと大変だったと考えるのですが、大人になって自分を出せなかったりやたら恥ずかしかったり、気合を入れないと目を合わせられなかったり(目を合わせることで印象が良くなると頭では学習しているために、気合をいれてすることは可能なんですが、実は相手によってはそれほど自然にできません。もちろん本当に相手にもよって、性別関係なく出来る方もいらっしゃいますが、割合的には特に女性がダメなこと多いです。男性は大丈夫なことが多いです。)する性格になった元を、昨日は少し発見しました。
時間のお話は大変難解で自分の頭ではわからないと察知したので体全体で聞く、をしました。太陽と月で生きていき関係を築くことができたら、感覚や感性も鈍くならないし、良いですね。時間があるから、目安が出来るので、雑になるとも感じます。食べること、寝ること、変わること一つ。食事を人と楽しくするというのは今年の頭くらいにテーマにして、人と食事する回数を増やし、楽しく美味しく食べるのは身に付いてきました。男女のことと一つとは知らなかったです。昨日の経験があるので、より豊かに生きられることに、ありがとうございます。
活字の読書をしばらくお休みしていました。ライフワークくらいに取り組むときもあるのですが、一度漫画を読むターンへ回ってしまうと、そこから動画を見るターンへ回り、楽なのでそればかりになってしまいます。京都の催しの時から、活字へのテンションが復活し、よし、また、読もう、ちゃんと、もっと日頃から息をするようにメモとノートを書こう、という気持ちとなっています。内面を確認し言葉としていくことが自律への一歩と生まれました。
体内の水風船が瑞々しくハレーションを起こすジェンダーをめぐっての講座を心よりありがとうございます。