京都三日連続コンサート、ありがとうございました。
京都コンサートホールと3/4迎賓館ホールでのコンサートに、身を運び参加することができました。誠に、ありがとうございました。パイプオルガンの音は、体の中を払い清め、宇宙とひとつでした。「失われた時を・・・」とコンサートメッセージが読み上げられると、胸の奥から沢山の気持ちが、込み上げてきて、涙が滲み出ました。ピアノの音は体の奥に奥に響きました。体の下からエネルギーが入り、交わり、未開な神経経路が通っていきます。そして迎賓館のFaziolのピアノは、更に体の奥へ奥へと、深く響きました。しかし、自分の体はどうなっているのか、黄色の光と、バランスの資質を、ここにきても、わからないままでいることに、耐えられなくなりました。演奏に集中しているはずが、前に座っておられる方の揺れる頭を恨んでいるのです。このまま、この演奏が終わってしまえば、後悔が残ると感じ、前方に移動して、後半のコンサートに挑みました。小さな音もよく体に響き、ピアノの中で聴いている体感でした。アンコールでは、以前、面談で、先生にお話したことが蘇りました。それは、アレキサンダー大王がティールで行った残酷な話から、自分の考えをお話しさせて頂いたことです。アンコールでは、そのことを考え、そうなるように願っていました。そして、それが実現するために、私はどのような状態であればいいのかと、自分に問うていました。演奏が終わった後、先生のおっしゃったお言葉で、つい、笑みがこぼれ、涙が滲み出てきました。
コンサート翌日の今日、吹き荒れる、木枯らしの風から、ただならぬ蠢めくエネルギーを感じ、外にでると息苦しい向かい風に、気持ちは、萎えそうになります。いつも、どうしようもなく、自分は動かず、表現しきれず、恨んで忘れて生きてきました。前に一歩出て、正しく表現し、真正面に向かうことが、人も恨まず、自分の気持ちを生かすこととわかりました。
今日は、中継にて応用コースに参加します。東京に戻り、府中、三鷹の3月11日に参加します。誠にありがとうございます。