生命の詩をありがとうございました。

京都でのコンサートに参加させて頂きましてありがとうございました。
そして今回は初めて幻のコグリョカフェに伺いまして、高麗さんに生命の詩を書いて頂きましてありがとうございました。
京都に向かう前から自分の生命は高麗さんに見て頂くことを決めていました。
そうしようと決めた意識は無く、自分に自分が逆らいようもない位にはっきりと決まっていました。
「固い扉を開き　真のきもち　素直に表わし　注がれる光　受け　一歩　踏み出す」
と書いて頂きました。
胸に固い扉を閉めて、人との直の関わりが怖くて、よそよそしく生きていることは辛いのに、
何よりも私は高麗さんに背を向けてよそよそしいことが本当は辛いのに、そこを見ないようにしていました。
人と話すのが苦手な分、書き言葉に熱中し、人との直の交流を避け続けて嘘だらけの世界を作り上げてしまったと思います。嘘だらけの世界で、出来ているつもり、立派なつもりの自分で人を傷つけながら平気で生きるより、こうして自分の裸の姿を教えて頂いて、そこから新たに生き直すほうがどれだけ人間として救われるでしょうか。
高麗さん、私のような苦しい内面までも見て下さり、しかも美しい筆文字で詩の言葉にまでして下さって、大変申し訳ないと同時に、心からありがとうございました。
コンサートの間中、戴いた詩のお言葉がずっと心にありました。大宇宙の懐にいだかれる、先生の演奏にただひたすら心身を委ねさせて頂きました。ここから生き直していきます。
あまりに尊い京都での1日を、心からありがとうございました。