春の風
昨晩も身にしみる寒さでしたが、日中はあちこちで咲き始めた梅を見かけ、春の風にときめき生まれます。
府中の森コンサートのあとの連日のビデオ講演会にて、高麗さんが表現されるレバノンやシリア、エチオピアのお話をお聴きし、現地に伺ったときの光景や香りがよみがえりました。身を運びコンサートを経験させて頂いた地は、やはりずっと心にあり、心痛む状況には少しでも力になりたいと考えます。とくに子どもたちが食べ物がなく健やかに生きれないのは何とかしたい気持ちです。
ちょうど、次男の誕生日だったので、阪神大震災の直後に生まれた時のこと、乳飲み子を連れてチャリティーコンサートの地にあちこち行ったこと、様々な時をあらためて想いました。いろいろなことはあっても、先生、高麗さんが、皆が生きれる世界をずっとつくり続けて下さり、いつもことばに尽くせぬ愛、助けを頂き、自分も家族も生きてこれたこと、感謝あふれてなりません。
ビデオ講演会のあと、ふと「幾つになったの?」と高麗さんが問うて下さり、お答えしながら、世間的にはいい歳でも自分はまだ何もやってない、人生これから!とあらためて感じます。やはりやることがあり、やらずには終われないと心に期するものがあります。
ともすると目の前のことに一杯一杯になりがちでしたが、高麗さんのモンゴルのお話、天空を駆けるお話に躍動生まれ、世界を心に大きく生きていきたいと、以前に見た夢が心に浮かびました。
アンフィニでのいだき講座アントレプレナーコースがあり、要の京都コンサートが近づき、尊い一日一日に感謝します。
ビデオ講演会で示して頂いた動くこと心に表現し、向かっていきます。
ありがとうございます。
天田敬子