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「仁」 胸のうちにはコンサート


いだきしん先生、新年の応用コースを誠にありがとうございました。孔子の人生を語ってくださり「仁」を先生に話していただき、孔子も報われたことと上から目線ではなく表現の仕方が失礼とは存じますが先生が話して下さると心底安堵します。中国に日本のビジネスの取材に20年以上前に行きましたが、その時バイブルのようにビジネスマンの大方が小脇に抱えるように持っていったのが渋沢栄一さんの「論語と算盤」でした。当時の中国も朝令暮改が頻繁でビジネスの相手としては信用ならないと思う場面が政府も公社も人も多くあり、まるで信仰のように論語の言葉を胸に何とか契約を履行してもらう、リスク多々の状況を越えて今があることを存じています。
戦時、満洲での言葉は「正直」「親切」でした。当時本土で満洲景気に沸き立っていた頃、当の満洲を侵略でない独立を旨とした少数の軍人は敗戦を見越し陸軍学校大川塾でイスラム教を学びアラビア語ペルシャ語を教えたのでした。最後の学生だった方に取材でき、習った満洲国成立の事実が誤っていたこともわかりました。「正直」「親切」は読み書き算盤も習えない日本人にも他国人にも通じます。
ペルシャ語で「正直」「親切」と書いてくれた氏も亡くなって10年近く経ちます。先生の宇宙はるかかなたとつながり無限に広がるいのちの話をお聞きし、戦時その前から国家を人のくらしを考えていた心ある方々のことを想います。
「愛」を学ぶ今です。明日オンデマンドにて応用コースの先生の言葉をもっと正確に聞き取りたく存じます。
誠にありがとうございます。

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レバノンより
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