古と今に現る月夜
八坂より、に映る、八坂の塔と月に、古から今に続いている歴史的な月夜を感じます。京都にお住まいの方に八坂の塔の場所を尋ねると、知らない人がいるのに、かって驚いたことがありました。高句麗が全面に現れた八坂の塔のお写真には古が映っていることを感じます。
銭湯で私のことをかぐや姫と呼んでいるご年配の方がいらっしゃることを最近知りました。一二度銭湯でお会いしたご年配の方ですが、月がとても綺麗な夜だったので、月のことや空のことを話す私が珍しいと感じ、かぐや姫と心の中で読んでいたそうです。東京人は空を見上げることなどないのにと思ったそうで、その方は網走出身で、昔はよく星空を見上げていたそうです。久しぶりにお会いし、今日は月は綺麗?と聞かれました。お年寄りなので何かのきっかけで話しができることが嬉しそうです。
最近、小さいことでも、以前は本当には気づいていなかったのだとわかっていくことがあり、改めて、知ってるつもりと、わかったではまるで違うことに気がつく機会があります。一度悪くした胃がすっかり良くなったことも固定した頭の状態から変われるように気づいていく機会が増えていることを感じます。小さなことでも本当にわかっていくことで胃がよくなっていくようです。体の反応で頭のこともわかっていける今があり、小さなことは決して小さなことではなく、小さなことのように捉えてしまうのは傲慢と感じていく日々です。
歴史的な昨日の八坂の塔のお写真に胸のうちがひらいていきます。
ありがとうございます。