神とひとつ

神観念も結局は人間中心、人間がつくったものであるから瓦解していくのだと現実を受け容れていくよりありませんでした。低音の倍音が光の届かない頑なな部分をたたき割るように響いていき、変わりはじめ、目が開かれていきました。すると今まで経験したことのない驚くべき空間の中にいることに気が付き戸惑いました。人の中に神が働き、人の働きは神の働きと一体となっている状態を初めて経験しました。自分の能力などはじめから限界でありますが、神の力が働くから自分の能力を超えたやれないこともやったこともないことも実現していけることを経験しました。私の知っている神とは違う、初めて知る神であり、神という言葉より知らない私は、どう表現したらいいのか戸惑います。昨日のアントレプレヌールサロンの中で、発酵食品は神が創ったとお聞きしたとき大変感動したことも不思議でした。しかし昨日の講座のお話しも、私は戸惑うばかりでした。
頭の中に植えつけられた神観念が崩壊して初めて遭遇する神との出会いでした。
心はこの身体を大きく凌駕して、心に全身が包まれとき、神とひとつに、人を救うために、やりたいことが生まれてきました。自分にはできないことも、神とひとつであれば実現できる道がありました。空間全体が変化し、人と神が一体になるときが全般的に訪れているとすれば、それは驚くべきときと感じます。