光の虹
小学校時代、中学校時代の友人とSNSなどで再会すると、みんな1度は結婚していて、子供を持っています。私は必ず自分にコンプレックスを抱いてしまいます。そこで、それらの過去の友人との関係は、せっかく再開をしても、ストップしてしまいます。毎回、毎回、そうなのです。このことについて考えてみました。なぜ?これが、昔の友人でなければ、なんともないのです。新しく出会った人であれば、そもそも以前は子供の居るお母さんたちを相手に仕事をしていましたし、何とも感じず、あくまでも同年代の昔の友人、ということに限られるのです。そこで、なんとなく、過去から今までを、自分だけ何も進んでいないように感じてしまうことに気付きました。なんだか自分だけダメな人間のように感じてしまうことは、他の子供達に比べて周囲の大人たちからの庇護が篤い、と感じてきた子供時代と青春時代に由来するのではないか。みんなが自力で人生を切り拓いているときに、自分は、どう頑張っても大人たちの庇護から逃れられないというデフォルトが自分を苦しめてきたのではないか。そういった考えが浮かぶと目の前の空から光が差して虹が出来ました。