生まれる言葉
どんな時もいだきを伝えることで、力が湧いてきます。仙台コンサートのご案内のお手紙を書き、たくさんの人にお伝えする動きをする為の準備をしたら、元気になりました。そして、工房にて以前から行う予定でありました詩書を書きました。内から生まれるままの言葉を筆を持ち、墨に滲ませ、マーブリングをした美しい和紙に記していく時は時間を忘れていました。無我夢中で書いていました。生まれる言葉の意味を考えることもなく、生まれるままに書き、どのような展開となるのかドキドキしながら書きました。とても楽しい時でした。部屋には大地の声が流れていますが、高句麗の詩ばかりが聴こえ、私は今年の5月13日に迎賓館にて行いました「高句麗伝説」が流れているのだと感じていました。自分が詠む詩を聴いているのに、魂が動いてなりませんでした。そして、先生の音は全てと一体となっていたので、音を聴くということではなく、東明王様がそのまま語っているように聴こえたり、詩に表している世界はそのまま立ち現れていました。高句麗の地の詩が多かったので、私は高句麗の地へ旅したような体感となっていました。五女山がある地の川の辺りに立ち、風に吹かれているようで、気づけば涙込み上げていました。五女山がある地に着くと、五女山が見える場所に降り、記念撮影をするのです。私は驚喜し、何を見ても涙あふれ、大喜びします。あの感覚が蘇り、夢中で詩を書いていましたので、大変楽しい時を過ごしました。コンサートをお伝えする表現をし、元気が出、大好きな高句麗の地のエネルギーを先生の演奏からそのまま感じ、さらに元気が出、とてもありがたいです。いつも元気が出ることを行なっていけば良いとしみじみ感じます。詩を書いていても気づきましたが、既に8月11日、12日の狛江での「高句麗伝説」に向かって魂が動いていることを感じます。真の自分を表してこそ元気に幸せに生きていける時代となり、私自身に起こるめぐりからも気づきからも真の自分を100%実現する時が来たと甚く感じています。いだきを始めた時に真の自分を100%実現することが健康であると先生がおっしゃり、「自主健康講座」と名付けて、現在のいだき講座がはじまったのです。その時に99%でも健康とは言わないとおっしゃた言葉も強く心に残っています。今になれば、お言葉が身に染みわかる自分となっています。時は来たのだと感じています。一人一人が真の自分を100パーセント実現できれば世界も平和となります。生き甲斐のある人生です。自分が真の自分を実現することと世界の平和を実現することがつながっているのです。生きる意味があり、やり甲斐がある人生を生きていけますことに深く感謝しています。
今日も墨の香りに包まれながら、ボイス講演会を収録させていただきました時に、しみじみと考えました。魂の縁により子供の頃より先生に出会う時までずっとやり続けてきたことは書道なのです。うまくはならないのですが、午後の日差しが差し込む日本家屋の一室で、開け放した窓から吹いてくる心地よい風を感じながら、墨をするひと時が大好きでした。真っ白の半紙を前に精神統一することが私にはかけがいのない時でした。まさか和紙も墨も筆も硯も高句麗伝来であったとは知りませんでしたが、魂の縁で関わる人生となったのだとしみじみ考えました。先生に出会えたので全てが報われる時を迎えることができ、魂も報われていることが詩を書いている時に生命でわかったのです。時が来ていることの喜びが生まれます。
工房を出ると、美しい三か月が顔を出していました。風は心地よく、昼間の暑さは去り、涼しくなっています。仲間と子供の頃の夏の夕暮れ時の風の話をし、これから人生がはじまるような気持ちとなっていました。ずっと先生に助けられ、生命があります。先生の生き様を見、報いて行くように生きていかねば人間でもなく、生まれて来た意味もない人生となってしまいます。これから真の自分を100%活かし、世界の役に立てるようにはたらいていければと願います。幸いにも先生のコンサートを開催させていただくことで世界の為に役立てますので、コンサートをたくさん開催できる人間となることでお役に立てるのです。真にありがたいことであります。今日もありがとうございます。