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真っ当な人間性


教育基本法の第一条をご紹介いたします。
教育の目的が記されています。

「教育基本法
第一条 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」

続いて第二条です。

「第二条 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。」

そして、以下の事を挙げています。
「幅広い知識と教養を身に付ける」
「真理を求める態度を養う」
「豊かな情操と道徳心を培う」
「健やかな身体を養う」
「個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培う」
「自主及び自律の精神を養う」
「職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養う」
「正義と責任を重んずる態度を養う」
「男女の平等を重んずる態度を養う」
「自他の敬愛と協力を重んずる態度を養う」

「公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養う」
「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養う」
「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」
「他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」

真っ当な目標、目的です。教員養成大学でこれを知った時、私はこのために働けることに、喜びに心が震えました。

学校で働いていた時、芯にはこの目標が輝いていました。
その都度、出会う子どもとの関係に課題が浮上し、同僚に話したり、先輩に聞いたり、夏休みには研修会に参加して新しい方法を学び、休み明けにやってみたりしました。精一杯取り組むのですが、達成出来ずに無力感を募らせ、旅行や読書、食べ歩きなどで気を紛らわせて働き続けました。

それが続かず、身体を壊して退職しました。休職して身体が治ったら復帰する道もあったのですが、身体がボロボロになった時、もう先生はやりたくないと思いましたので、きっぱりと辞めさせていただきました。

いだき講座を受講して、いだきしん先生から沢山のお話を伺いましたが、一番先に思い出すのは
「人材なんかじゃない」
という言葉です。
真っ当で、救われた瞬間でした。

「学級崩壊」が社会問題になり始めた時、
「指導力不足教員」という言葉が出始めました。「指導力不足教員」という判定?を受けると、その為の研修を一定期間受ける必要があるというものです。
私は子どもを統制し切れる指導者ではなく、「学級崩壊」を経験していましたので、「指導力不足教員」というレッテルに怯えていました。
身体が老いに向かい始めると直ぐに、身体が壊れました。

いだき講座を受講して、アントレプレナーを目指して個人事業を始めましたが、稼げず続けられませんでした。今は雇われて、給料をいただく生活です。恥をさらして申し訳ありません。

昨日のコンサートで、「人間性発動」を経験できました。
「おおいなる目標を目指し、今までの人類では想像すらできなかった幸せを実現しましょう。」
という生命を経験できました。

言葉に出来なかった真心を、言葉にすることから身に付けてまいります。

ありがとうございます。

高橋 由珠

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